サウンドバーって、結局どれが良いの?
AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)でオーディオ歴40年以上のyacchiです。
サウンドバーって結構多くの製品があって、どれが良いのか? どれが自分に合っているのか? 悩みませんか?
私もそうでした。
人気ユーチューバーさんのレビューを見て購入して、失敗したこともあります。
結局自分を信じるしかないと思い、私は気になった製品を自分で購入して好みかどうかを判断しています。
当然、購入する前は色々な情報を収集します。
口コミだったり、詳細な製品情報だったり。
それでも購入して気に入らなかった製品は、メルカリなどで売却してしまいます。
このオーディオ・ビジュアルライフというブログでは、そんな私が実際に自分で購入して、おすすめできる製品のみを紹介しています。
たまにはおすすめしない製品も紹介していきます。
また、紹介した製品(サウンドバー等)がどんな人に向いているかも説明します。
サウンドバーの中では圧倒的に音質の良い JBL BAR 1000 ですが、私は既に7か月間使用してきました。
半年以上使用してみて JBL BAR 1000 というサウンドバーは実際どうなのか?長期レビューをお届けします。
自分に合ったサウンドバーを見つける方法
実際にサウンドバーを自分で購入して使ってからレビューしたものを参考にすることです。
よくある「〇〇社より提供」とか「〇〇社からお借りしました」というレビューは当てになりません。
「プロモーションを含む」と小さく書いてあるものも同様です。
どうしても提供してもらったメーカーや販売店に恩義があるため忖度が働いてしまうからです。
そういうレビューは必ず良いところを大きくクローズアップしてすすめてきます。
こういうレビューはあまり信用できません。
JBL BAR 1000 がどこまでレビュアーさんにプロモーション活動をしていたのか分かりませんが、価格も結構するのでおそらく貸出くらいまで、だと思います。
だとすると、少ない期間でのレビューではその製品の本質を理解するには無理があります。
私は基本、自分でお金を出して購入した製品をレビューしています。
私に限らず自分でお金を出して購入した製品なら、誰に気兼ねすることもなく本音でレビューできます。
私がこういった提供を受けた場合でも、忖度ない本音レビューができる場合のみ了承していこうと思っています。
是非、メーカーや販売店から提供を受けている人気の製品レビュー系ユーチューバーさんやブロガーさんのレビューに惑わされずに、自分でどの人が信用できそうかを判断して、その人のレビューを参考にしてみてください。
可能であれば自分で実際にお店に行って、試聴してみてください。
中々サウンドバーの音を実際に聴ける店舗は少ないと思いますので、そういう場合は以下を参考にしてみてください。
JBL BAR 1000 を長期使用してみての結論
JBL BAR 1000 を実際に自分で購入して、半年以上使用してきての結論は以下です。
- とにかく部屋が映画館になる!
- 普通のテレビ番組の音も大満足!
- 重低音の迫力が半端ない!
- 音楽も音質は良い!
- ドルビーアトモスは当然だけど、DTS系の高音質フォーマットにも対応している
以下、この結論に至った理由を述べていきます。
結論に至った理由①:とにかく部屋が映画館になる!
JBL BAR 1000 を使用して映画鑑賞すると、その臨場感は半端ないです。
充電式のワイヤレスサラウンドスピーカー
JBL BAR 1000 の凄いところは、革新的な充電式のワイヤレスサラウンドスピーカーです。
平日はリアスピーカーを合体させてシンプルなサウンドバーとして、休日に映画に浸りたくなったらリアスピーカーを取り外して背後に置けば極上のシアター空間が実現できます。
これで部屋が映画館になるわけです。
リアスピーカーは充電式なので、電源ケーブルも不要で、見た目もすっきりします。
これがなければ奥様のOKは出なかったと思います。
リアスピーカーは、本体接続時に自動で充電されます。
約10時間再生可能なので、1日の映画鑑賞が可能な充分なバッテリー持ちだと思います。
物理的にリアにスピーカーがあるので、その臨場感、サラウンド感は半端ないです。
しかもサウンドバー本体だけでなく、ワイヤレスサラウンドスピーカーにも天井反射用スピーカーがあるので、音の高さ表現も素晴らしく、JBL BAR 1000 で聴くドルビーアトモスは最高です。
なぜJBLのサウンドバーは映画館の音がするのか?
JBL のスピーカーは映画業界では、世界No1のシェアです。
映画館の音といえば 大体 JBL の音なんです。
だからJBLのサウンドバーで聴く音は映画館の音なんです。
いやぁ~、本当に映画館のような音の迫力があります!
結論に至った理由②:普通のテレビ番組の音も大満足!
JBL BAR 1000 は映画館並みの迫力のある音なので、普通のテレビ番組でもその音は良いです。
アナウンサーの声も聴きやすいし、コマーシャルの音でさえ迫力があります。
テレビ内蔵スピーカーに比べて、明らかに本格的なオーディオシステムの音が出てきます。
オーディオ歴40年以上の私でも JBL BAR 1000 の音は本格的なオーディオシステムの音だと思います。
とにかくテレビを観ているだけで、その迫力や臨場感のある音に満足でき、テレビを観ていて楽しいです!
結論に至った理由③:重低音の迫力が半端ない!
JBL BAR 1000 のサブウーハーの重低音の迫力も半端ないです。
25cm径のスピーカーで300Wもの大出力アンプ搭載なので、本当に低い重低音も鳴るし、かといってボワつく低音ではなく、キレがあります。
JBL製品はイヤホンでもそうなんですが、とにかく低音の質はすごく良いです。
JBL BAR 1000 の低音は5段階で調整できるのですが、最大のレベル:5 にすると、凄まじい重低音が響き渡ります。
近所に響かないか心配になるくらいです。
私は普段はレベル:3 で聴いていますが、映画を観る際はレベル:4 にしています。
低音レベル:4 にした際の映画での爆発シーンなどの迫力は、本当に映画館にいるかのような迫力です。
結論に至った理由④:音楽も音質は良い!
JBL BAR 1000 で聴く音楽もとても音質が良いです。
私はよくFire TV Stick 4K Max で、Amazon Music を聴いたりするのですが、その音質は良いですね。
私はAmazon Music Unlimited を契約しているので、「ULTRA HD」の最大24ビット、192kHz で、CD音質以上で聴けるというのも大きいです。
JBL BAR 1000 で聴く音楽は、JBLのイヤホン JBL TOUR PRO 2 やJBL LIVE BEAM 3 で聴く音と同じ音質傾向です。
パワフルで迫力のあるダイナミックな音です。
サブウーハーの力もあって、重低音も響いて気持ち良いです。
結論に至った理由⑤:DTS系の高音質フォーマットにも対応している
JBL BAR 1000 は、ドルビーアトモスだけでなく、高音質フォーマットのDTS系フォーマットにも対応しています。
よくある海外製のBOSE、Sonosや国内製のDENONのサウンドバーなど、ドルビーアトモスには対応しているけどDTS系のフォーマットに対応していないものがほとんどです。
ディスクものの高音質な映画ソフトだと、DTS系のフォーマットも結構多いです。
それが対応しているのも JBL BAR 1000 の大きな魅力です。
JBL BAR 1000 は、HDMI端子が3つもあるので、以下のように接続しています。
- HDMI端子1:Fire TV Stick 4K Max を接続
- HDMI端子2:Ultra HDブルーレイプレーヤー SONY UBP-X800M2 を接続
- HDMI端子3:ブルーレイレコーダーPANASONIC DMR-BW800 を接続
なので、ディスクもののDTS系の高音質フォーマットは、Ultra HDブルーレイプレーヤー SONY UBP-X800M2 で再生しています。
Ultra HDブルーレイプレーヤー SONY UBP-X800M2 で観るDTS系のコンテンツも JBL BAR 1000 の音は迫力ありますよ~!
参考までに JBL BAR 1000 の対応音声フォーマットを記載しておきます。
- Dolby Atmos
- Dolby TrueHD
- Dolby Digital Plus
- Dolby Digital
- DTS:X
- DTS-HD Master Audio
- DTS ES
- DTS 96/24
- DTS
- MPEG2 AAC
- MPEG4 AAC
- LPCM(2ch-7.1ch)
JBL BAR 1000 はこんな人におすすめ
- 部屋を映画館のような迫力で満たしたい人
- 映画や音楽にエンターテインメント性を求める人
- テレビの音質をグン!と向上させたい人
- ドルビーアトモスだけでなく、DTSやDTS:X などの高音質フォーマットにも対応したサウンドバーが欲しい人
JBL BAR 1000 は、約10万円強という価格ですが、その音質の良さと物理的にリアスピーカーを設置できる臨場感は半端なく、マジで部屋が映画館になります!
JBL BAR 1000 の仕様
製品名 | JBL BAR 1000 |
チャンネル構成 | 7.1.4チャンネル |
スピーカー出力合計 | 880W |
サウンドバー出力 | 440W |
サラウンドスピーカー出力 | 70W x 2 |
サブウーファー出力 | 300W |
サウンドバー部スピーカー構成 | 46 x 90mm径レーストラック型ウーファー x 5、 70mm径ツイーター x 3、 70mm径天井反射用フルレンジドライバー x 2 |
サラウンドスピーカー部スピーカー構成 | 20mm径ツイーター、 70mm径天井反射用フルレンジドライバー |
サブウーファースピーカー構成 | 250mm |
再生周波数特性 | 33Hz~20kHz(-6dB) |
対応音声フォーマット | Dolby Atmos, Dolby TrueHD, Dolby Digital Plus, Dolby Digital, DTS:X, DTS-HD Master Audio, DTS ES, DTS 96/24, DTS, MPEG2 AAC, MPEG4 AAC, LPCM(2ch-7.1ch) ※1 |
Bluetoothのバージョン | 5.0 ※2 |
ワイヤレスサラウンドスピーカー連続使用時間 | 約10時間(音量等の条件により異なります) |
サラウンドスピーカー装着時サウンドバー部外形寸法(幅×高さ×奥行) | 1194 x 56 x 125mm |
メインサウンドバー部のみの外形寸法(幅×高さ×奥行) | 884 x 56 x 125 mm |
着脱式ワイヤレスサラウンドスピーカー外形寸法(幅×高さ×奥行) | 155 x 56 x 125 mm (1台) |
サブウーファー外形寸法(幅×高さ×奥行) | 305 x 440.4 x 305 mm |
サウンドバー部重量 | 3.7 kg |
着脱式サラウンドスピーカー重量 | 1.4kg (1台) |
サブウーファー重量 | 10 kg |
梱包寸法(幅×高さ×奥行) | 1000 x 375 x 475 mm |
梱包重量(総重量) | 19.4 kg |
※1:音声フォーマットの解説は以下記事をご参照ください。
→【2023年8月最新】ドルビーアトモスとは? DTS-Xとは? など 各種 音声フォーマット形式 を解説します。
※2:BluetoothのバージョンやBluetoothコーデックの解説は以下記事をご参照ください。
→【2023年8月最新】Bluetooth について、Bluetoothバージョン、Bluetoothコーデックを解説します。
※JBL BAR 1000公式HP参照
まとめ
JBL BAR 1000 を実際に半年以上使ってきましたが、もの凄く満足しています。
まさに JBL BAR 1000 は、サウンドバーの最高峰だと思います!
特に、サウンドバーの両端箇所をはずして充電式のリアスピーカーにするという発想は素晴らしく、サラウンドシステム構築の大きなハードルである「ケーブルが部屋中に這う問題」を一気に解決してくれた恩恵は非常に大きいです。
よくあるワイヤレスリアスピーカーは電源が必要なので、電源ケーブルは必要になるんですよね。
JBL BAR 1000 は、充電式のワイヤレスリアスピーカーなので、スピーカーケーブルだけでなく電源ケーブルも不要です。
これなくして、我が家のサラウンド環境は構築できませんでした。
また、奥様の了承も得られなかったでしょう。
実際に物理的にリアや天井にスピーカーを設置する本当のリアルサラウンド環境を構築しようと思うと、AVアンプにリアスピーカー、センタースピーカー、天井スピーカー、スピーカーケーブルなどが必要になり、10万円程度では収まらないでしょう。
更に上方向まで含めたリアルサラウンド環境をそれなりの高音質でとなると、最低でも30万円以上は必要になってくると思います。
JBL BAR 1000 は、必要な時に物理的にリアにスピーカーを設置できるので、ほぼリアルサラウンド環境を構築できます。
しかも10万円ちょいで。
「スピーカーケーブルや電源ケーブルが部屋中に這う問題」もなしで、です。
そして、JBL BAR 1000 の最大の魅力は、部屋を映画館にできることです!
是非、この映画館並みの迫力と感動を味わってみてください。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
気になった方は以下リンクより製品を確認してみてください。
少しでも私のレビューが皆さんの楽しいオーディオ・ビジュアルライフの一助になれば幸いです。
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