AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)でオーディオ歴40年以上のyacchiです。
今回はイヤホンのレビューをしたいと思います。私はヘッドホン・イヤホンとも複数所有していますが、最近購入した「JBL Tune Beam」をレビューします。
結論から言うと JBL Tune Beam は、エントリー価格帯ながらとても音質良く、コストパフォーマンスは最高だと思います。
●こちらの記事でもJBLに関して触れております。
→「映画館で映画鑑賞 「ミッション・インポッシブル デットレレコニング PART ONE」映画館 音質考察」
●JBL SOUNDGEAR SENSE レビューは、以下をご参照ください。
→JBL SOUNDGEAR SENSE レビュー。ながら聴きイヤホンで最高音質では!?
●JBL TOUR PRO 2 レビューは、以下をご参照ください。
→JBL TOUR PRO 2 レビュー。JBL TOUR PRO 2を実際に使ってみて評価!
●JBL Tune 770NC レビューは、以下をご参照ください。
→【2023年9月】JBL Tune 770NC レビュー JBLらしいパワフルな音でコスパは高いです!!
●自分に合ったイヤホンの選び方は、以下をご参照ください。
イヤホン導入に至った背景
夜はスピーカーで中々、大音量で音楽・映画を鳴らせないので、夜寝る前に寝室で、一人で静かにイヤホンを使用して、大音量で音楽を聴いたり映画を観ています。
そのため、色々とイヤホンやヘッドホンを購入するに至りました。
●詳細な背景はこの記事で説明しています。
→高音質完全ワイヤレスイヤホン Technics AZ60 レビュー
JBL Tune Beam の主な特徴・仕様
JBL Pure Bassサウンド
軽やかに、かつしっかりフィットするショートスティックデザインと6mmドライバーがJBL Pure Bassの豊かな低音とクリアな高音質サウンドを実現。すべてのビートを体で感じることができます。
マルチポイント対応
「TUNE」シリーズの完全ワイヤレスイヤホンでは初となる「マルチポイント」に対応。2台のBluetoothデバイスに同時接続とスムーズな切り替えが可能な便利な機能です。
外音取り込み機能付きアクティブノイズキャンセリング
アクティブノイズキャンセリング機能の搭載により、気になる生活音を遮断して、どこでも静かな環境で音楽をお楽しみいただけます。
また、必要な時だけ周囲の環境音を取り込むことができる「アンビエントアウェア」や「トークスルー」機能にも対応しているため、外出先や仕事中でも「聴きたい音を選んで聴く」ことができます。
独自の通話音声処理技術「JustMyVoice™」テクノロジー搭載
通話中の周囲のノイズと発話者の声を判別し、ノイズを低減することにより、快適な通話を実現しています。
独自のアプリ「JBL Headphones」にも対応しています。
●初期画面はこんな感じで、イヤホンのバッテリー充電状況などが分かります。
アンビエントサウンドの操作では、ノイズキャンセリング、外音取込(アンビエントアウェア)、トークスルーに切替可能です。
●イコライザーはデフォルトで「JAZZ」「VOCAL」「BASS」「CLUB」「STUDIO」「EXTREME BASS」があり、自分で自由に設定して保存もできます。
●タッチ操作の設定も可能です。
●バッテリーの節約でバッテリーをスタンバイやオートパワーオフにする時間設定が可能です。
↓
主な仕様
製品名 | Tune Beam |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
ドライバー | 6mm |
コーデック | SBC、AAC ※1 LC3※予定 |
再生時間 | 最大12時間(ANCオフ) 最大10時間(ANCオン) 最大48時間(ケース込み) |
充電端子 | USB Type C |
ワイヤレス充電 | 〇 |
充電時間 | 約2時間 |
再生周波数帯域 | 20 Hz – 20 kHz |
インピーダンス | 16Ω |
重量 | 充電ケース:50.3g イヤホン:左右各5.0g(左右合計10g) |
低遅延モード | ビデオモード |
ノイズキャンセリング | ハイブリッドノイズキャンセリング |
防水 | IP54 ※2 |
外音取り込み | ◯ |
マルチポイント | ◯ |
アプリ | ◯ |
※1:Bluetoothコーデックについては、以下の記事をご参照ください。
→【2023年8月最新】Bluetooth について、Bluetoothバージョン、Bluetoothコーデックを解説します。
※2:IP等級に関しては、以下の記事をご参照ください。
→【2023年9月最新】IP等級 ってよく聞くけど、よく分かっていない!? IP保護等級を解説します!
※JBL様のHPより
JBL Tune Beam の価格
2023年8月にAmazonで12,100円で購入しました。JBL公式ストアと同じ価格です。
2023年8月13日時点でもAmazonで同じ価格です。
※Amazonの価格は日々変動します。
JBL Tune Beam の音質評価
- 高音は、しっかり出ているが、柔らかく刺さる感じはしません。
- 中音は、ボーカルは前に出る感じで、声に張りがあります。
コーラスは広がりがあり、コーラスも良く聴こえます。
- 低音は、弾力があって締りもあり、非常に質の高い低音だと思います。
Technics AZ60より低音の質は良いと思います。
ベースラインははっきり、くっきり分かります。
- 音場は、結構耳の近くで鳴っている感じはします。
全体的にギュッと凝縮されており、そんなに広がりはないように感じます。
少し平面的かなぁという気がします。
- 全体としては、映画館で聴くサウンドに近いです。
迫力があり、ダイナミックな音です。
カッチリしているが決して音が固くはならず柔らかさもあります。
質の良い低音と音の弾力感があり、エンターテインメント性が高く、とにかく楽しく音楽を鳴らしてくれるのが魅力です。
私にはどの大きさのイヤーピースでも耳にしっくりきませんでした。
別のイヤーピースを探そうと思います。
●音質評価の環境
音源 | Amazon Music Unlimited ULTRA HD 24-bit/48KHz 再生ジャンル:ポップス、ボーカルもの、JAZZ |
接続 機器 | スマホ:Pixel7 Pro Bluetoothコーデック:SBC |
タブレット:iPad mini 6 Bluetoothコーデック:AAC |
ケースの評価
ケースはプラスチック感があり、あまり高級感は感じられません。
材質的に少し傷がつきやすそうな感じがします。
ケースは丸みを帯びており、コンパクトなので持ちやすいです。
相性の良いジャンル
特に相性の良いジャンルは以下です。
- ポップス
- ロック
- EDM
まとめ:さすがのJBL 高音質サウンド! コストパフォーマンスは最高!!
JBLのイヤホンは、対応コーデックがSBC、AACのみで、aptXなどの高音質フォーマットに対応していなかったので、今まで何となく避けていました。
ただ今回は、割と価格も安いし一度JBLサウンドを試してみようと思い、思い切って購入してみました。
しかしながら初めてJBLサウンドを聴いて、その高音質ぶりに驚きました。
何でもっと早く手を出してなかったんだろう、と少し後悔しています。
SBC、AACでも結構高音質です。
これがJBLの力なのか、本当に凄いです!
確かにLDACよりは音が少し粗い感じがしますが、それを補って余りある音の迫力があります。
音の勢いで押し込む感じで、ノリが良く、映画館で聴くサウンドに近く、すごく楽しい音です。
今後は、Bluetooth対応コーデックにこだわるのは止めることにします。
完全ワイヤレスイヤホン JBL Tune Beam は、12,100円というエントリークラスの低価格帯にも関わらずかなりの高音質で、2万円台クラスのイヤホンの音がします。コストパフォーマンスは非常に高いです!
特にポップス、ロック、EDMなどとは非常に相性が良く、聴いていて楽しい気分になると思います。
それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!
※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。
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