AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)でオーディオ歴40年以上のyacchiです。
最近、サウンドバーが大人気で、その中でも高価格でありながら JBL BAR 1000 がベストセラーになっています。
今回は、新たに JBL BAR 1000 を購入したので、その開封とファーストインプレッションをお届けします。
●JBL BAR 1000 の長期使用レビューは、以下をご参照ください。
→最高のサウンドバー JBL BAR 1000 長期レビュー。部屋が映画館になります!
●JBL BAR 1000 の実際の音質は、以下をご参照ください。
→大人気サウンドバー JBL BAR 1000 レビュー 実際の音質はどうなのか?
●JBL BAR 1000 をしばらく使ってみてのレビューは、以下をご参照ください。
→大人気サウンドバー JBL BAR 1000 レビュー 実際使ってみて本当に購入価値あるのか?
●JBL BAR 1000 のリアスピーカーのセッティングに関しては、以下記事をご参照ください。
→大人気サウンドバー JBL BAR 1000 レビュー リアスピーカーのセッティングについて!
●JBL BAR 1000 で、NHKニュースが二ヵ国語になってしまう件の対応方法は、以下をご参照ください。
→【JBL BAR 1000】 NHKニュースが二ヵ国語になってしまう件の対応方法
●JBL BAR 1000 の更なる音質向上 6つの方法は、以下をご参照ください。
→大人気サウンドバー JBL BAR 1000 音質向上 6つの方法
●映画館のJBLサウンドの考察は、以下をご参照ください。
→映画館で映画鑑賞 「ミッション・インポッシブル デットレレコニング PART ONE」 映画館の音質考察
JBL BAR 1000 を購入したきっかけ
元々 DENON DHT-S217 を使用しており、その音質には大変満足していたのですが、上方向・後方向の臨場感が少し足りませんでした。
後から奥様に聞いた感想だと、DENON DHT-S217 の音は固くて、少し耳にキンキンしていたそうです。
自分では全くそんな風に感じていなかったので意外でした。
JBL BAR 1000 を購入した理由
- 7.1.4chを体験したかった。
- 地上デジタル、BSデジタルの音声符号化方式のAAC(MPEG-4 AAC)に対応している。
※BOSEやSonosなどの海外製品のサウンドバーは、AACに対応していないことが多い - DTSフォーマットに対応していた。
※高音質ディスクはDTSフォーマットのものが多い - JBLに対する信頼性があった。
※JBLのイヤホン・ヘッドホンを持っており、低音の質の良さとダイナミックな音質が私の好みだった ※ - eARCのHDMI端子の他に、HDMI入力端子が3つあった。
※テレビのHDMI端子では足りず、サウンドバーにFire TV Stick 4K MaxとBlu-rayプレーヤーを直接HDMI入力したかった
※JBLのイヤホン・ヘッドホンの記事は以下をご参照ください。
→JBL 初LDAC対応で音質最強に! JBL LIVE BEAM 3 レビュー
→コストパフォーマンス最高! 完全ワイヤレスイヤホン JBL Tune Beamレビュー
→【2023年9月】JBL Tune 770NC レビュー JBLらしいパワフルな音でコスパは高いです!!
→【2023年10月】JBL Tour Pro 2 レビュー JBL最高峰の音質!!
※Blu-rayプレーヤーに関する記事は以下をご参照ください。
→ブルーレイレコーダーではなく、ブルーレイプレーヤーが必要な理由
JBL BAR 1000 開封
もの凄く大きな箱で届いてびっくりしました。
事前に佐川急便さんからTELがあって、大きな荷物なので自宅にいてください、と念押しがあったほどです。
段ボールを開けると、L字型の箱が入っていました。
下の四角い部分にサブウーハーが入っています。
サブウーハーはサイズが大きいという声もあるようですが、私は以前使用していたサブウーハーとサイズはそんなに変わりないので違和感ありません。
↓
※サブウーハーに関する記事は以下をご参照ください。
→サブウーハーは必要か? 愛用のAUDIO-PRO B2.27 Mark2 を例に
JBL BAR 1000 の主な特徴
Dolby Atmos・DTS:Xによる完全な立体音響空間再現
Dolby AtmosやDTS: Xの「3Dイマーシブサラウンド」の最大の特長である「高さ方向への拡がり」を再現するためにサウンドバー部に2つと、ワイヤレスサラウンドスピーカー部にさらに2つの合計4基の天井反射用スピーカードライバーを装備しています。
この天井反射用スピーカードライバーにより、上向きに出した音を天井に反射させることにより、高さ方向の音響を実現します。
革新的な充電式ワイヤレスサラウンドスピーカー
BAR 1000のワイヤレスリアスピーカーはスピーカーケーブルも電源ケーブルも必要としない充電式の「完全ワイヤレス」タイプです。
平日はリアスピーカーを合体させてシンプルなサウンドバーとして、休日に映画に浸りたくなったらリアスピーカーを取り外して背後に置けば極上のシアター空間が実現できます。
リアスピーカーは充電式なので、電源ケーブルも不要で、見た目もすっきりします。
これがなければ奥様のOKは出なかったと思います。
リアスピーカーは、本体接続時に自動で充電されます。
約10時間再生可能なので、1日の映画鑑賞が可能な充分なバッテリー持ちだと思います。
最新のWi-Fi6に対応した5GHz/2.4GHz デュアルバンドWi-Fi搭載
BAR 1000をWi-Fiに接続すれば、AirPlay 2やAlexaマルチルームミュージック、Chromecast が使用可能で、300以上の音楽ストリーミングサービスにアクセス可能です。
お気に入りの音楽、インターネットラジオ、ポッドキャストなどあらゆるコンテンツをBAR 1000の高音質サウンドで楽しむことが可能です。
私は主にAmazonMusicを楽しんでいます。
中々の高音質ですよ。
総合出力880Wのパワー
合計15基のスピーカーをハイパワーで駆動しています。
25cm径のワイヤレスサブウーハー
大口径25cmのウーハーに最大出力300Wのアンプを搭載しています。
もの凄い破壊力があって、キレのある重低音を再生します。
「PureVoice」テクノロジー
JBLが新たに開発したボイスエンハンス技術「PureVoice」テクノロジーにより、声の明瞭さを最適化し、爆音のサラウンド音声の中でもセリフ・会話が埋もれずにはっきりと聴こえます。
4K Dolby Visionパススルー対応・HDMI eARC
HDMI eARC接続により、1本のHDMIケーブルで非圧縮のDolby Atmosサラウンドサウンドを楽しめます。
また、HDMI入力端子を3系統装備していますので、Blu-rayプレーヤーやゲーム機でも4Kビデオ品質で伝送可能です。
※HDMIのタイプ・バージョンの解説は以下記事をご参照ください。
→【2023年9月最新】HDMI について、HDMIタイプ・HDMIバージョンの違いなどを解説します。
ルーム・キャリブレーション機能
キャリブレーション機能により、部屋のインテリアやレイアウトに応じて最適な3Dサウンド効果を発揮することが可能です。
音声アシスタントとの連動
JBL BAR 1000と音声アシスタント対応デバイスをリンクして、Alexa、Googleアシスタント、Siriに話しかけて、瞬時にサウンドバーでストリーミング再生が可能です。
JBL ONE アプリに対応
JBL ONE というアプリに対応しており、このアプリでサウンドバーのキャリブレーションやイコライザー設定、音楽再生など可能です。
※JBL BAR 1000公式HP参照
端子類
背面写真の左から
- 電電ケーブル端子(メガネ型)
- USB端子(サービス用)
- LAN端子
- HDMI入力1
- HDMI入力2
- HDMI入力3
- HDMI出力端子(eARC / ARC/CEC対応)
- 光デジタル入力
付属品
- リモコン(乾電池付属)
- 電源ケーブル×2(サウンドバー用・サブウーファー用、長さ 各1.5m)
- HDMIケーブル×1(長さ1.2m)
- サウンドバー壁掛けセット、サラウンドスピーカー壁掛けセット
- サイドキャップ x 4(サウンドバー用 x 2、ワイヤレスサラウンドスピーカー用 x 2)
- クイックスタートガイド
- 安全上のご注意と保証書
- 壁掛け用テンプレート紙
JBL BAR 1000 の仕様
製品名 | JBL BAR 1000 |
チャンネル構成 | 7.1.4チャンネル |
スピーカー出力合計 | 880W |
サウンドバー出力 | 440W |
サラウンドスピーカー出力 | 70W x 2 |
サブウーファー出力 | 300W |
サウンドバー部スピーカー構成 | 46 x 90mm径レーストラック型ウーファー x 5、 70mm径ツイーター x 3、 70mm径天井反射用フルレンジドライバー x 2 |
サラウンドスピーカー部スピーカー構成 | 20mm径ツイーター、 70mm径天井反射用フルレンジドライバー |
サブウーファースピーカー構成 | 250mm |
再生周波数特性 | 33Hz~20kHz(-6dB) |
対応音声フォーマット | Dolby Atmos, Dolby TrueHD, Dolby Digital Plus, Dolby Digital, DTS:X, DTS-HD Master Audio, DTS ES, DTS 96/24, DTS, MPEG2 AAC, MPEG4 AAC, LPCM(2ch-7.1ch) ※1 |
Bluetoothのバージョン | 5.0 ※2 |
ワイヤレスサラウンドスピーカー連続使用時間 | 約10時間(音量等の条件により異なります) |
サラウンドスピーカー装着時サウンドバー部外形寸法(幅×高さ×奥行) | 1194 x 56 x 125mm |
メインサウンドバー部のみの外形寸法(幅×高さ×奥行) | 884 x 56 x 125 mm |
着脱式ワイヤレスサラウンドスピーカー外形寸法(幅×高さ×奥行) | 155 x 56 x 125 mm (1台) |
サブウーファー外形寸法(幅×高さ×奥行) | 305 x 440.4 x 305 mm |
サウンドバー部重量 | 3.7 kg |
着脱式サラウンドスピーカー重量 | 1.4kg (1台) |
サブウーファー重量 | 10 kg |
梱包寸法(幅×高さ×奥行) | 1000 x 375 x 475 mm |
梱包重量(総重量) | 19.4 kg |
※1:音声フォーマットの解説は以下記事をご参照ください。
→【2023年8月最新】ドルビーアトモスとは? DTS-Xとは? など 各種 音声フォーマット形式 を解説します。
※2:BluetoothのバージョンやBluetoothコーデックの解説は以下記事をご参照ください。
→【2023年8月最新】Bluetooth について、Bluetoothバージョン、Bluetoothコーデックを解説します。
※JBL BAR 1000公式HP参照
JBL BAR 1000 の価格
2023年11月にメルカリで108,000円で、新品・未開封品を購入しました。
2024年7月4日時点でAmazonでは、110,727円(税込)です。
※Amazonの価格は日々変動します
JBL BAR 1000 の接続状況
我が家では、JBL BAR 1000 を以下のように接続しています。
- HDMI入力1 に、Amazon Fire TV Stick 4K Maxを接続
- HDMI入力2 に、Ultra HDブルーレイプレーヤー SONY UBP-X800M2を接続
- HDMI入力3 に、HDMI切替器(スマート良品 hdmi 分配器 双方向 8K 60HZ 4k 120hz hdmi 切替器)でブルーレイレコーダーPANASONIC DMR-BW800とブルーレイプレーヤーMaratnz UD7006/Specialを接続しています。
デフォルトはブルーレイレコーダーにしています。
- HDMI出力端子に、SHARPの疑似4kテレビ LC-60XL10を接続しています。
JBL BAR 1000 を入手したことで、AVアンプ(Marantz SR6004/Special)は完全に役割を終えました。
早く4Kテレビが欲しいですね。
JBL BAR 1000 ファーストインプレッション
音質
- DENON DHT-S217よりも柔らかくダイナミックな音です。
※DENONのストレートな音質も好きです - 7.1.4chの臨場感はさすがです。
- 映画、音楽物とも音質は、DENON DHT-S217 よりもJBL BAR 1000の方が上です。
・特に音楽ライブものの音質は非常に高いです。
・DENON DHT-S217ではPureモードを使用しており、ストレートな高音質ですがサラウンド対応できないので少し物足りなかったです。
価格が4倍以上違うから当然か? - ディスク物の再生には、DTSフォーマット対応は大きい
※高音質ディスクは、DTSフォーマットのものが多い
→DTS高音質フォーマットをサラウンドでの再生が可能です
→臨場感が向上します
※実際に比較してみましたが、ディスク再生の音質はサブスクの音質よりも確実に上です - 重低音の迫力が凄いです。
300Wのせいなのか、とにかく映画を観た際の重低音の迫力は凄いです。
床が揺れそうな勢いで、近所迷惑にならないか心配になるほどです。
操作性
- 充電式リアスピーカー分離の発想は見事!
・充電式なのでリアスピーカーの電源コードも不要です。
・他にもリアスピーカーをワイヤレスで接続できるモデルはありますが、リアスピーカーの電源コードは必要です。
これがなければ奥様の許可も得られなかったでしょう。 - JBL ONE アプリが便利
・アプリからキャリブレーション(部屋の測定)が可能 ※
・アプリからWi-Fi経由で音楽再生可能 - サブウーハーの有線接続不要
・サブウーハーの電源コードを刺すだけで自動でワイヤレス接続されるので、接続の手間が不要です。
※JBL ONE アプリから以下のようにキャリブレーション(部屋の測定)が可能です。
まとめ:さすがエンタメに強いJBL!
JBL製品は、エンタメに適しています。
JBL のスピーカーは映画業界では、世界No1のシェアです。
映画館の音といえば 大体 JBL の音なんですね。
また、JBL のスピーカーは、映画館以外でも音楽の演奏現場における拡声用スピーカーでも結構使われています。
いわゆるコンサート会場のPA(「Public Address」を略したもので、マイクやアンプ、ミキサー、スピーカーなどの音響機器 )で使われているスピーカーですね。
※映画館の音質考察記事はこちらをご参照ください
→映画館で映画鑑賞 「ミッション・インポッシブル デットレレコニング PART ONE」 映画館の音質考察
JBL BAR 1000 の音はダイナミックでパンチがあり、それでいてセリフがしっかり聴こえるのはさすが、エンターテインメントの世界で鍛え上げられた技なんだと思います。
音楽物のコンテンツでもしっかりとサラウンド感を伴い、高音質で再生してくれます。
かつて実現していたリアル5.1chサラウンドには僅かに及びませんが、サウンドバーでここまでしっかりした音質でサラウンドサウンドを実現できれば言うことありません。
まるで映画館のようです。
凄いなJBL!!(ビズリーチのCM風に心の中で叫んでます)
またしばらく使用してから、あらためて長期使用レビューなどを上げます。
それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!
※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。
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