【近江八幡観光完全ガイド】八幡堀・八幡山・ラ コリーナをめぐる癒しの旅

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AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)でオーディオ歴40年以上のyacchiです。

滋賀県中部、琵琶湖の東岸に位置する町、近江八幡市。

我々60代夫婦は車でゆっくりとこの町をめぐる旅へ出ました。

時代を超えた水郷の風情、城下町の面影、そして最新のスイーツ&癒しスポットまで。

今回は、動画では伝えきれなかった“詳細”も交えながら、旅の感想をたっぷりお届けします。

【本記事のポイント】

  1. 徹底解説! 八幡堀の歴史とドラマ・映画のロケ地秘話
  2. 贅沢グルメ! 三大和牛「近江牛」を味わう至福の昼食体験
  3. 異文化交流! W.M.ヴォーリズ建築と新しい食のスタイル
  4. 絶景の空中散歩! 八幡山ロープウェーと山城の歴史
  5. SNSで話題沸騰! ジブリのような世界観「ラ コリーナ近江八幡」の魅力

さあ、歴史のロマンと水の潤いに満ちた近江八幡の旅へ、私と一緒に出かけましょう!

      
この旅の臨場感はYouTube動画でチェック

   

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目次
yacchi
家電製品アドバイザー(AV情報家電) エグゼクティブ等級
オーディオ歴40年以上。
ホームシアター歴15年以上。
AV情報家電製品アドバイザーの資格を持つAV情報家電の専門家です。
2chのピュアオーディオで音楽を、サウンドバーでホームシアターを楽しんでいます。
コストパフォーマンスにはこだわりがあり、安価な製品でも徹底的に音質を向上させる策を試行錯誤しています。
オーディオ・ビジュアル(AV)ライフの楽しみの輪を広げたいと思っています。

今回の撮影機材

今回使用した撮影機材は以下です。

今回、ソニーα7cⅡ をメインに動画撮影をしました。

一眼カメラでの動画撮影は静止画とはまた違った勉強が必要です。

一眼カメラのジンバルは持っていないので、歩き撮りをしたい場合に DJI Osmo Pocket 3 が活躍します。

3軸ジンバルのカメラなので、手振れはかなり抑えられます。

レンズは直近に購入した SONY FE 20-70mm F4 G  1本で撮影しました。

このレンズは珍しい広角側20mmスタートの標準ズームレンズで、動画撮影には最強です。

また、奥様は「VLOGCAM ZV-1 II」でも撮影しています。

初めてDavinciResolveで動画編集

最近、私が今まで使っていたFilmoraは、10bit 4:2:2 で撮影した動画データは取り込めますが、Filmora内部では8bitになってしまっていることを知りました。

これでは、せっかく10bitで撮影してもあまり意味がない…。

なので、今回は初めてDavinciResolve20の無償版を使って動画編集してみました。

DavinciResolve20の無償版には制約が色々とあるのですが、まず10bit 4:2:2のファイルは読み込みできません。

そこで今回は、これも初めてですが、S-log3 10bit 4:2:0 で撮影した素材を取り込みました。

log撮影も初めてのトライです。

log撮影も結構、難度が高いです。

私の使用している一眼ミラーレスカメラ ソニーα7CⅡのBASE ISO感度は、800と3200です。

このISO感度に合わせようと思うと、日中の撮影では大体露出オーバーになってしまいます。

そこで普段使っている「NDフィルター(NiSi 可変NDフィルター TRUE COLOR VARIO ND2~32)」とは別に、

このNDフィルターの上にかぶせて使用できる「NiSi 動画撮影用フィルター SWIFTシステム ND16」 を購入しました。

これで安心して日中の撮影ができます。

   

初めてDavinciResolveを使用してみて驚いたのは、色編集が凄すぎる!ということです。

本当にFilmora以上にかなり色味にこだわることができます。

とはいっても、まだまだ動画の色調整は難しいですね。奥が深すぎます。

まだまだトライアンドエラーで勉強中です。

DavinciResolveとFilmoraの違いは、また別の記事に書きますね。

カラーコレクション・カラーグレーディングは以下の本で勉強を始めではいます。

しかし、「カラーコレクションハンドブック」は非常に難解で、中々スッと理解できない。

う~ん、難しい…

著:Alexis Van Hurkman
¥7,480 (2025/10/18 00:40時点 | Amazon調べ)
編集:内閣府認定 公益社団法人 色彩検定協会
¥2,420 (2025/10/22 15:24時点 | Amazon調べ)

近江八幡観光の基本情報

近江八幡とは

近江八幡市は、滋賀県の中央部、琵琶湖の東岸に位置する歴史的な城下町です。

天正13年(1585年)に豊臣秀吉の甥である豊臣秀次が八幡山城を築城し、城下町として発展しました。

江戸時代には近江商人発祥の地として栄え、「売り手よし、買い手よし、世間よし」の三方よしの精神で知られています。

現在では、伝統的な町並みと現代的な観光施設が調和した魅力的な観光地として、年間約200万人の観光客が訪れます。

特に八幡堀の美しい風景は、数多くの時代劇のロケ地としても使用されており、「るろうに剣心」や「水戸黄門」などの撮影が行われています。

アクセス方法

電車でのアクセス:

  • JR東海道本線「近江八幡駅」下車
  • 京都駅から約45分、大阪駅から約1時間30分
  • 駅からバスで約10分、または徒歩約20分で主要観光地へ

     
車でのアクセス:

  • 名神高速道路「竜王IC」から約15分
  • 名神高速道路「蒲生スマートIC」から約10分
  • 京都市内から約1時間、大阪市内から約1時間30分

おすすめの観光シーズン

近江八幡は四季を通じて楽しめる観光地ですが、特におすすめの時期をご紹介します。

春(3月〜5月):桜の季節には八幡堀沿いの桜が美しく、水面に映る桜の景色は格別です。3月15日・16日には左義長まつりも開催されます。

夏(6月〜8月):新緑が美しく、八幡堀めぐりが特に爽やかです。ただし暑さ対策は必須です。

秋(9月〜11月):紅葉の季節で最も美しい時期。八幡山ロープウェーからの眺望も素晴らしく、一年で最もおすすめの時期です。

冬(12月〜2月):観光客が少なく、静寂な雰囲気を楽しめます。ラコリーナでの温かいスイーツが特に美味しい季節です。

準備・出発:アクセスと駐車場情報

車での移動について

今回の旅では、車で下道を利用して近江八幡へ向かいました。

しかし、実際に行ってしてみると、思った以上に下道が混雑しており、特に土日や祝日は渋滞に巻き込まれる可能性が高いことが分かりました。

時間に余裕を持った計画を立てることをおすすめします。

交通渋滞について:下道での移動は時間が読めないため、高速道路の利用を強く推奨します。
特に名神高速道路の竜王ICまたは蒲生スマートICを利用すると、確実に時間通りに到着できます。
帰り道では高速道路を利用し、スムーズに帰ることができました。

駐車場情報:日牟禮八幡宮前駐車場

近江八幡観光の拠点として最適なのが、日牟禮八幡宮前の駐車場です。

ここに車を止めて、徒歩で各観光スポットを巡ることができます。

項目詳細
料金無料
収容台数約100台
営業時間24時間利用可能
混雑状況土日祝は午前10時頃から満車になりやすい
アクセス八幡堀まで徒歩3分、八幡山ロープウェーまで徒歩5分

散策の拠点として最適な理由

日牟禮八幡宮前駐車場を拠点として選ぶメリットは以下の通りです:

  • 無料駐車場:一日中無料で利用できるため、観光費用を抑えられます
  • 中心部立地:主要観光スポットがすべて徒歩圏内にあります
  • 八幡堀へのアクセス:徒歩3分で八幡堀の美しい景色を楽しめます
  • ロープウェーへのアクセス:徒歩5分で八幡山ロープウェー乗り場に到着
  • 飲食店が豊富:周辺に近江牛料理店やカフェが多数あります

     
駐車場確保のコツ:土日祝日に訪れる場合は、午前9時頃までに到着することをおすすめします。
午前10時を過ぎると満車になる可能性が高く、有料駐車場を利用する必要があります。
平日であれば比較的余裕があります。

八幡堀エリア散策:400年の歴史を歩く

八幡堀の歴史:豊臣秀次による城下町建設

八幡堀は天正13年(1585年)に豊臣秀次(豊臣秀吉の甥)が八幡山に城を築き開町したことに始まります。

秀次は当時18歳の若武者でしたが、近江43万石という大領を任され、この地に新たな城下町を建設しました。

八幡堀建設の最大の目的は、琵琶湖の水運を城下町に引き込むことでした。

秀次は八幡堀と琵琶湖とを繋ぎ、湖上を往来する船を城下内に寄港させることで、人、物、情報を集めることに成功しました。

さらに楽市楽座制を実施することで、城下を大いに活気づけることができたのです。

この水運システムにより、近江八幡は京都、大阪、江戸との交易拠点として発展し、後の近江商人繁栄の基礎となりました。

八幡堀の総延長は約4,750メートルに及び、当時としては画期的な都市計画でした。

市民運動による保存の歴史:「堀は埋めた瞬間から後悔が始まる」

八幡堀の現在の美しい姿は、実は市民による懸命な保存運動の結果であることをご存知でしょうか。

昭和40年代には深刻な汚染により、八幡堀は埋め立ての危機に直面していました。

昭和40年代の危機:

  • 生活排水の流入により水質が悪化
  • ヘドロの堆積が1.8メートルに達し、総量5万立方メートル
  • 蚊やハエの発生源となり、不法投棄の場所と化す
  • 地元自治会が駐車場や公園への改修を要望

    
市民運動の始まり:

昭和47年(1972年)、近江八幡青年会議所が「堀は埋めた瞬間から後悔が始まる」を合い言葉に、全市民へ浚渫と復元を呼びかけました。

これは単なる観光目的ではなく、「今現在、我々が存在するのも八幡堀があったからであり、まちの歴史が詰まった堀を守らなければならない」という強い信念からでした。

    
「死に甲斐のあるまち」運動:

昭和50年、青年会議所は「死に甲斐のあるまち」をコンセプトにした新たな運動を展開しました。

これは「どんな人間でも死ぬ場所はひとつしかなく、人が死を迎えるに当たりこの町で生涯を終えることに後悔しないような町にしたい」という意味が込められています。

毎週日曜日に会員自らが八幡堀へ入り自主清掃を開始。

当初は清掃作業を横目にヤジを飛ばす人やゴミを捨てていく人も存在しましたが、めげることなく活動を続けた結果、やがて市民の目も変化していきました。

パンや牛乳を差し入れてくれる人、清掃作業を手伝う老人会の人、自社の機械を貸出してくれる建設業者など、共感の輪が広がっていったのです。

昭和50年9月、ついに滋賀県は進めていた改修工事を中止し、国にその予算を返上することを決定しました。

現在の八幡堀の魅力

市民運動による保存活動から約50年、八幡堀は見事に蘇り、現在では近江八幡観光のシンボルとなっています。

四季折々の美しい風景:

  • 春:堀沿いの桜が水面に映り、幻想的な美しさを演出
  • 夏:新緑と青い水面のコントラストが爽やかな印象
  • 秋:紅葉が堀を彩り、最も美しい季節
  • 冬:雪景色の中の白壁土蔵が風情ある景色を作り出す

    
建築的な見どころ:

八幡堀沿いには江戸時代から明治時代にかけて建てられた白壁の土蔵や商家が立ち並んでいます。

これらの建物は近江商人の繁栄を物語る貴重な文化遺産で、平成3年(1991年)には国の伝統的建造物群保存地区に選定されました(滋賀県初)。

ロケ地としての八幡堀

八幡堀の趣ある風景は時代劇の格好の撮影地となっており、年間を通じて多くのロケが行われています。

特に有名な作品として以下が挙げられます:

  • 映画:「るろうに剣心」シリーズ – 剣心と薫が歩いた橋のシーンなど
  • テレビドラマ:「水戸黄門」「遠山の金さん」「銭形平次」「暴れん坊将軍」「必殺仕事人」
  • NHK朝ドラ:複数作品で美しい風景として登場

確かに「るろうに剣心」で見た覚えがある風景が目の前に広がり、映画の世界に入り込んだような感覚を味わえます。

特に明治橋から見る八幡堀の景色は、多くの作品で使用されている定番のアングルです。

八幡堀の主要見どころスポット

1. 明治橋:

八幡堀で最も美しい景色を楽しめるビューポイント。橋の上から見る白壁土蔵群の景色は絶景です。多くのロケでも使用される定番スポットで、記念撮影にも最適です。

2. 白雲館:

明治10年(1877年)に建設された擬洋風建築。現在は観光案内所として利用されており、近江八幡の歴史や観光情報を入手できます。建物自体も見どころの一つです。

3. 八幡堀沿いの遊歩道:

堀沿いには整備された遊歩道があり、のんびりと散策を楽しめます。石畳の道と柳並木が江戸時代の風情を演出しています。

4. 土蔵群:

堀沿いに立ち並ぶ白壁の土蔵は、近江商人の繁栄を物語る貴重な建築遺産です。現在も一部は現役で使用されており、歴史の連続性を感じられます。

散策のポイント:八幡堀エリアの散策は、じっくり歩いても1時間程度で回れます。写真撮影を楽しみながら、歴史に思いを馳せてみてください。特に早朝や夕方の光が美しく、インスタ映えする写真が撮影できます。

白雲館

昼食:近江牛を堪能する贅沢なひととき

近江牛創作ダイニング 久ぼ多屋での食事体験

    
八幡堀散策の後は、近江八幡名物の近江牛を味わうため「近江牛創作ダイニング 久ぼ多屋」を訪れました。

この店は八幡堀から徒歩5分ほどの場所にある老舗で、地元でも評判の近江牛専門店です。

今回は近江牛のすき焼きをいただきました。

店内は落ち着いた和の雰囲気で、個室もあるため、ゆっくりと食事を楽しむことができます。

すき焼きは目の前で調理するので、香ばしい匂いと音が食欲をそそります。

久ぼ多屋の基本情報:

  • 住所:滋賀県近江八幡市仲屋町中7
  • 営業時間:11:30~14:00、17:00~21:00
  • 定休日:水曜日
  • 予算:ランチ3,000円~、ディナー5,000円~
  • 予約:推奨(特に土日祝日)

近江牛の歴史と特徴:日本三大和牛の筆頭

近江牛は神戸牛、松阪牛と並んで日本三大和牛の一つに数えられますが、その中でも最も長い歴史を持つブランド牛です。

近江牛の歴史:

近江牛の歴史は400年以上前にさかのぼります。

江戸時代初期から近江国(現在の滋賀県)では牛の飼育が盛んで、特に彦根藩では藩の財源として牛の飼育を奨励していました。

興味深いのは、当時肉食が禁止されていた中で、近江牛は「薬食い」として薬用目的で食べられていたことです。

明治時代になると、文明開化とともに牛肉食が一般化し、近江牛は東京や横浜に出荷されるようになりました。

ブランド牛歴史特徴
近江牛400年以上きめ細かい霜降り、上品な脂の甘み、深いコク
神戸牛約130年細かい霜降り、とろけるような食感
松阪牛約100年濃厚な旨み、きめ細やかな肉質

近江牛の味わいと特徴

きめ細かい霜降り:

近江牛の最大の特徴は、柔らかい肉繊維に含まれる脂肪部分、いわゆる「霜降り」の美しさです。

この霜降りは細かく均等に入っており、口の中でとろけるような食感を生み出します。

    
脂の質の高さ:

近江牛の脂は融点が低く、人間の体温でもとろけるため、口に入れた瞬間に脂の甘みと旨みが広がります。

しつこさがなく、上品で深いコクがあるのが特徴です。

    
肉そのものの香り:

近江牛は肉本来の香りが良く、加熱すると香ばしい匂いが立ち上ります。

これは琵琶湖周辺の豊かな自然環境と良質な水、そして長年培われた飼育技術の賜物です。

実際の食事体験と感想

久ぼ多屋でいただいた近江牛のすき焼きは、まさに絶品でした。

肉を口に入れた瞬間、とろけるような食感とともに、甘い脂の旨みが口いっぱいに広がります。

脂っこさは全く感じず、むしろ上品な甘みが後を引きます。

赤身部分も柔らかく、肉本来の深い旨みを堪能できました。

すき焼きのタレとの相性も抜群で、甘辛いタレが近江牛の味を引き立てます。

生卵につけて食べると、まろやかさが加わり、より一層美味しくいただけます。

予約・訪問のアドバイス

混雑状況と予約について:

平日の金曜日に訪れましたが、お店はどんどん人が入ってくる人気店でした。

特に土日祝日やランチタイムは混雑が予想されるため、事前に予約をして行くか、少し早めの時間帯(11:30開店直後や13:30頃)に訪れることをおすすめします。

近江牛は仕入れ状況によって品切れになることもあるため、確実に食べたい場合は予約時に近江牛の確保についても確認しておくと安心です。

     
おすすめメニューと予算:

  • 近江牛すき焼き定食:3,500円~
  • 近江牛ステーキ:4,000円~
  • 近江牛しゃぶしゃぶ:3,800円~
  • 近江牛焼肉セット:3,200円~

ランチタイムはディナーより1,000円程度安く設定されており、観光での利用にも優しい価格です。

旧八幡郵便局とヴォーリズ建築:近江八幡の洋風建築巡り

ヴォーリズ建築の概要

近江八幡には、明治から昭和初期にかけて活躍したアメリカ人建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(William Merrell Vories)が設計した建築物が20軒以上現存しています。

ヴォーリズは1905年に英語教師として来日し、その後建築家として日本各地に多くの作品を残しました。

ヴォーリズ建築の特徴は、西洋の建築様式を基調としながらも、日本の風土や文化に配慮した和洋折衷のデザインです。

機能性と美しさを兼ね備えた建築は、現在でも多くの人々に愛されています。

旧八幡郵便局の魅力

Going Nuts!へ向かう途中で立ち寄った旧八幡郵便局は、大正10年(1921年)にヴォーリズによって設計された歴史的建造物です。

建築的特徴:

  • スパニッシュ様式:スペイン風の曲線状玄関が印象的
  • 和洋折衷デザイン:洋風建築でありながら日本の風土に調和
  • 木造2階建:温かみのある木造構造
  • 赤瓦屋根:地中海風の美しい屋根

    
旧八幡郵便局 基本情報:

  • 建築年:大正10年(1921年)
  • 設計者:ウィリアム・メレル・ヴォーリズ
  • 住所:滋賀県近江八幡市仲屋町中8
  • 開館時間:土日11:00~17:00
  • 入館料:無料
  • 駐車場:近隣の有料駐車場を利用

    
現在の活用:

郵便局として使われなくなった後は民間の手に移り、長らく空き家として放置されていました。

しかし、平成9年(1997年)からNPO法人「ヴォーリズ建築保存再生運動一粒の会」が保存再生に取り組み、現在は一般公開されています。

建物正面にあった曲線状のスペイン風玄関は、地元の保存団体によって復元されており、建築当初の美しい姿を見ることができます。

館内にはカフェも併設されており、ヴォーリズ建築の雰囲気を味わいながら休憩することができます。

NPO法人「一粒の会」による保存活動

旧八幡郵便局の保存は、市民ボランティアによって支えられています。

NPO法人「ヴォーリズ建築保存再生運動一粒の会」は、ヴォーリズ建築の価値を後世に伝えるため、修繕や公開活動を行っています。

館内では、ヴォーリズの生涯や建築哲学についてパネル展示で詳しく紹介されており、ヴォーリズ建築マップ(200円)も販売されています。

このマップを購入すれば、近江八幡市内に点在するヴォーリズ建築を効率よく見学することができます。

近江八幡のヴォーリズ建築めぐり

我々は今回訪問しなかったですが、時間に余裕がある場合は、ヴォーリズ建築マップを手に、市内の他のヴォーリズ建築も訪れてみることをおすすめします。

主な建築物を以下にご紹介します:

1. アンドリュース記念館(旧近江八幡YMCA会館):

大正6年(1917年)建築。ヴォーリズの代表作の一つで、現在は記念館として公開されています。

2. ヴォーリズ記念館(旧ヴォーリズ住宅):

昭和6年(1931年)建築。ヴォーリズ自身が住んでいた住宅で、現在は記念館として利用されています。

3. 近江兄弟社学園:

ヴォーリズが創設した学校で、キャンパス内に複数のヴォーリズ建築があります。

4. 白雲館:

ヴォーリズ建築ではありませんが、明治10年(1877年)の擬洋風建築として、ヴォーリズ建築と合わせて見学する価値があります。

     
ヴォーリズ建築見学の注意点:

  • 建物によって公開時間や見学可能日が異なります
  • 一部の建築は現在も使用されているため、外観のみの見学となります
  • 有料の建築もありますので、事前に確認することをおすすめします
  • 徒歩での見学となるため、歩きやすい靴での訪問がおすすめです

[写真:近江八幡の主なヴォーリズ建築4軒の外観写真]

まちや倶楽部とGoing Nuts!:持続可能なライフスタイル体験

まちや倶楽部について

旧八幡郵便局を見学した後、まちや倶楽部を抜けてGoing Nuts!へ向かいました。

まちや倶楽部は、滋賀県近江八幡市旧市街の歴史的町並みに残る町家等の保全と活用を通じた地域の賑わい創出を目的に、2012年6月に始まったプロジェクです。

    
まちや倶楽部の特徴:

  • 歴史的建造物の活用:江戸期創業の広大な酒蔵跡を拠点としています
  • 文化の継承:近江八幡の歴史・文化を育んできた人々の生活や産業の軌跡が随所で感じ取られます
  • 現代的活用:歴史的建造物を現代のニーズに合わせて活用しています
  • 地域活性化:観光客と地域住民が交流できる場として機能しています

建物内を歩くと、太い梁や柱、高い天井など、当時の酒造りの様子を偲ばせる構造が至る所に残されています。

現在は複数の店舗や工房が入居しており、伝統工芸品の販売や体験教室なども行われています。

Going Nuts!の魅力

まちや倶楽部内にあるGoing Nuts!は、滋賀県近江八幡唯一の酒蔵跡地にある、量売ナッツ&ドライフルーツの専門店です。

店名の「Going Nuts!」は「ナッツに夢中になる!」という意味が込められています。

Going Nuts! 基本情報:

  • 住所:滋賀県近江八幡市仲屋町中21 まちや俱楽部内
  • 営業時間:10:00~17:00(日曜は12:00~)
  • 定休日:水曜日
  • 電話:0748-43-1933
  • 駐車場:まちや倶楽部共用駐車場

ゼロウェイストへの取り組み

Going Nuts!の最大の特徴は、持続可能なフードスタイルを発信するために採用している「ゼロウェイスト」の取り組みです。

繰り返し使用できる瓶での販売:

従来のプラスチック包装ではなく、繰り返し使用できる瓶での販売方法を採用しています。

購入時に瓶代を支払いますが、次回来店時に空き瓶を持参すると、瓶代が割引されるシステムです。

     
地球環境への配慮:

水郷の街である近江八幡から、L.A.のオーガニック食文化と日本の持続可能なフードスタイルをBIWAKO湖畔から発信することを目指しています。

70種類以上のナッツとドライフルーツ

店内には70種類以上のナッツとドライフルーツがずらりと並んでいます。

すべて量り売りで、好きな分量だけ購入できるのが魅力です。

    
主な取扱商品:

  • ナッツ類:アーモンド、カシューナッツ、マカダミアナッツ、ピスタチオ、くるみ等
  • ドライフルーツ:イチジク、デーツ、レーズン、アプリコット、マンゴー等
  • オリジナルミックス:店オリジナルの季節限定ミックス
  • ナッツバター:アーモンドバター、ピーナッツバター等(その場で製造)

    
今回は、アーモンドとピーナッツのジャムを量り売りしてもらいました。

ジャムは砂糖を使用せず、ナッツ本来の甘みと香ばしさを楽しめる逸品です。

パンに塗ったり、ヨーグルトに混ぜたりと、様々な使い方ができます。

ナッツバターの味見もできます
ナッツバターも量り売りできます

スムージー体験

Going Nuts!では、ナッツやドライフルーツを使った新鮮なスムージーも楽しめます。

今回は2種類のスムージーを試してみました。

メニュー価格特徴
季節限定のマカデミアミックス スムージー680円マカダミアナッツの濃厚な風味、クリーミーな舌触り
Figgy Nuts!! スムージー720円イチジクとナッツの自然な甘み、フルーティーな味わい

    
マカデミアミックス スムージーの感想:

マカダミアナッツの濃厚でクリーミーな味わいが特徴的なスムージーです。

砂糖を使用していないにも関わらず、ナッツ本来の自然な甘みが感じられ、非常に満足度の高い一杯でした。

食感もなめらかで、ナッツの風味を存分に楽しめます。

    
Figgy Nuts!! スムージーの感想:

イチジクの優しい甘みとナッツの香ばしさが絶妙にマッチしたスムージーです。

フルーティーでありながら、ナッツの存在感もしっかりと感じられ、体に良さそうな味わいが印象的でした。

    
スムージーの特徴:

  • 砂糖不使用:ナッツやドライフルーツの自然な甘みのみ
  • 添加物なし:合成保存料や着色料は一切使用していません
  • 栄養価の高さ:ビタミン、ミネラル、良質な脂質が豊富
  • 満腹感:ナッツの良質な脂質により、満腹感が持続します

体に優しい自然な味わい

どちらのスムージーも、ナッツの風味を感じられ、確かに体に良さそうな感じがします。

砂糖不使用でありながら、ナッツやドライフルーツの自然な甘みが十分に楽しめるのが印象的でした。

特に近年注目されている「ヘルシーファット」(体に良い脂質)を豊富に含むナッツ類を美味しく摂取できるのは、健康意識の高い現代人にとって非常に魅力的です。

Going Nuts!での体験は、単なるショッピングを超えて、持続可能なライフスタイルや健康的な食生活について考える良い機会となりました。

近江八幡の歴史ある建物の中で、現代的で環境に配慮した取り組みに触れることができ、とても有意義な時間でした。

マカデミアミックス スムージー
Figgy Nuts!! スムージー

八幡堀めぐり(遊覧船):水上から楽しむ歴史的景観

エンジン船 vs 手漕ぎ船の比較

八幡堀めぐりには大きく分けて2つの選択肢があります。

観光案内所で事前に情報を収集したところ、手漕ぎの船は時間の関係で移動距離が短いとのことだったので、今回はエンジン船を選択しました。

項目エンジン船手漕ぎ船
所要時間約30分約20分
移動距離八幡堀全体をほぼ網羅八幡堀の一部区間のみ
料金(大人)1,500円1,200円
定員12名6~8名
運行頻度需要に応じて随時運行1日数便の定時運行
予約不要(現地受付)推奨

和でんのエンジン船詳細情報

今回利用したのは「八幡堀めぐり 和でん」のエンジン船です。

年中無休で運行しており、予約不要で気軽に利用できるのが大きな魅力です。

和でん エンジン船 詳細情報:

  • 料金:大人1,500円、小人1,000円、乳幼児無料
  • ペット:抱っこ出来ない犬1,000円(抱っこして乗船できる場合は無料)
  • 所要時間:約30分
  • 営業時間:10:00~16:00(冬季は天候により最終時間が早くなることがあります)
  • 定休日:年中無休
  • 予約:不要(船着き場で受付)
  • 運行間隔:需要に応じて随時運行(待ち時間は通常10~20分程度)

   
乗船方法:

和でんのエンジン船は事前予約不要で、船着き場で予約表に名前と人数を書いて乗船を待つシステムです。

4船が運行しているため、混雑時でもそれほど長時間待つことはありません。

乗船場所は「お食事処 和でん」の裏手にあり、八幡堀沿いの遊歩道から簡単に見つけることができます。

船頭さんに料金を前払いします。

水上から見る八幡堀の魅力

歩きでは味わえない、水上からの八幡堀の景色はまた格別でした。

船に乗って初めて気づく八幡堀の魅力を以下にご紹介します。

1. 水面レベルからの景色:

地上から見下ろす八幡堀とは全く異なり、水面レベルから見上げる白壁土蔵群は迫力があります。建物の細部や石垣の積み方なども間近で観察でき、江戸時代の建築技術の高さを実感できます。

2. 橋の下から見上げる風景:

船でしか体験できないのが、橋の下から見上げる景色です。石造りの橋梁の美しいアーチ構造や、橋上から手を振る観光客との交流も楽しい体験です。

3. 四季の自然美:

水面に映る季節の風景は船上からの方がより美しく見えます。柳の新緑、桜の花びら、秋の紅葉など、季節ごとに異なる表情を楽しめます。

4. 船頭さんの解説:

船頭さんによる八幡堀の歴史や見どころの解説も船旅の魅力の一つです。地元の人ならではの興味深いエピソードや、建物の歴史について詳しく教えてくれます。

船上での体験談

実際に乗船してみて最も印象的だったのは、水面の静寂さと、その中を進む船のエンジン音が作り出す独特の雰囲気でした。

現代の喧騒を忘れて、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

特に感動したのは、明治橋の下を通過する瞬間です。

橋上の観光客と船上の私たちが手を振り合う光景は、とても温かい気持ちになりました。

この種の交流は船旅ならではの体験です。

船頭さんからは、八幡堀の水深(現在は約2メートル)や、昔の商船の様子、市民運動による保存の歴史なども詳しく聞くことができ、八幡堀への理解が深まりました。

琵琶湖との段差があるところ

かわらミュージアム外観見学

船を降りた後、少しだけかわらミュージアムの外観を見学しました。

かわらミュージアムは平成7年(1995年)に建設された、全国でも珍しい瓦をテーマにした博物館です。

かわらミュージアムの特徴:

  • 瓦づくしの建物:10棟の建物全体で24,000枚もの瓦が使用されています
  • 八幡瓦の展示:江戸時代から300年以上続く「八幡瓦」の技術や伝統を紹介
  • 水面に映る美しい姿:八幡堀の水面に映る瓦屋根の建物は絵画のような美しさ
  • 体験工房:瓦の制作体験ができる工房も併設

    
かわらミュージアム 基本情報:

  • 開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日:月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)
  • 入館料:一般300円、小・中学生200円
  • 4館券(資料館・旧西川家住宅・かわらミュージアム):一般700円
  • 駐車場:あり(無料)

外観だけでも十分に見応えがあり、特に八幡堀の水面に映る瓦屋根の建物の姿は息を呑む美しさでした。時間があれば内部見学もおすすめですが、今回は外観のみの見学となりました。

    
八幡堀めぐりの注意点:

  • 天候不良時(雨・強風・雷)は運行中止になる場合があります
  • 冬季(12月~2月)は運行時間が短縮される場合があります
  • 土日祝日や観光シーズンは混雑するため、時間に余裕を持って訪れてください
  • 船上は日陰がないため、夏季は帽子や日焼け止めの準備をおすすめします

八幡山ロープウェー〜山頂散策:琵琶湖を一望する絶景体験

八幡山城の歴史

八幡山ロープウェーで向かう八幡山(標高271.9m)は、天正13年(1585年)に豊臣秀次によって築城された八幡山城の跡地です。

秀次は豊臣秀吉の甥で、四国攻めの功績により近江43万石を与えられ、安土城に代わる新たな拠点としてこの地を選びました。

八幡山城築城の背景:

当時18歳の秀次は、織田信長が築いた安土城の住民を移住させ、新たな城下町の建設を開始しました。

山頂には本丸・二の丸・北の曲輪・出丸などを配置し、南斜面には居館や重臣の館が築かれた一大要塞でした。

しかし、文禄4年(1595年)に秀次事件が発生し、秀次は謀反の疑いで切腹を命じられます。

築城からわずか10年で八幡山城は廃城となり、京極高次は大津城へ移されました。

この短い期間に建設され、短期間で廃城となった「幻の城」としても知られています。

ロープウェー情報

ロープウェーは、約4分間で山頂へ。

この短い時間で、眼下に広がる街並みがどんどん遠ざかり、期待感が高まります。

  • 料金(往復): 大人 890円
  • 運行間隔: 15分間隔で運行(季節により変動あり)

山頂からの雄大な景色

ロープウェーを降りた山頂駅周辺には、絶景を眺める展望台が整備されています。

  • 琵琶湖の景色: 八幡山から眺める琵琶湖の景色は、まさに雄大の一言! 琵琶湖の水面が遥か遠くまで広がり、その大きさを改めて感じることができます。空気が澄んでいる日には、対岸の山々まで見渡せ、その気持ち良さは、登ってきた疲れを一気に吹き飛ばしてくれます。
        
  • 近江八幡の街並み: 八幡堀や市街地を一望でき、先ほど歩いた道筋を確認できます。
八幡山に住んでいる猫にも出会えます

山頂散策:瑞龍寺と本丸跡

ロープウェー乗り場から、ゆるやかにのびる階段を進み、本丸跡へ向かいます。

  • 道のり: 徒歩約10分。絶景に後押しされ、「早く山頂の景色が見たい!」という勢いとうれしさで、どんどん足が進みます。
        
  • 瑞龍寺門: 山頂にある「瑞龍寺(ずいりゅうじ)」の門は必見です。この寺は、秀次の菩提を弔うために建てられた寺院であり、山頂には、京都の二条城から移築された荘厳な建築物が残されています。歴史好きにはたまらないスポットです。

絶景と歴史遺産の両方を一度に楽しめる八幡山は、近江八幡観光において外せないスポットです。

山門
琵琶湖最大の内湖 西湖
琵琶湖が一望できる

ジブリの世界へ迷い込む:ラ コリーナ近江八幡

八幡山を降りた後、車で移動して、近江八幡の旅のフィナーレを飾る、「ラ コリーナ近江八幡」へ向かいます。

【ラ コリーナ近江八幡とは?】

  • 運営: 和菓子で有名な「たねや」と、バームクーヘンで絶大な人気を誇る「クラブハリエ」を擁する、たねやグループが手がけるフラッグシップ店です。
        
  • コンセプト: イタリア語で「丘」を意味する「コリーナ」。自然に学び、自然と共に生きるというテーマのもと、近江八幡の豊かな自然に囲まれた広大な敷地の中にあります。

敷地の入り口に立った瞬間、目の前に現れる草屋根のメインショップの建物に、「どーん!」と圧倒されました

はじめて訪れる人は、「まるでジブリの世界に迷い込んだような感覚になる」と形容される通り、本当にどこを切り取っても絵になる、他に類を見ない空間です。

【インスタ映えスポットと建築美】

敷地内には、様々な建物やスポットが点在しており、散策するだけでも楽しめます。

  • メインショップ(草屋根): 一階は和・洋菓子の販売、二階はカフェスペースになっています。この建物全体が、自然素材を活かした一つのアート作品です。
        
  • たねや クラブハリエ 本社〈銅屋根〉: スタイリッシュなデザインの銅屋根の建物です。
    「こんな所(自然豊かな環境と洗練された建築)で働けるなんて幸せだろうな」と、思わず憧れてしまいました。
        
  • 田んぼやカブトムシの家: 自然との共生を目指すコンセプトが、建物だけでなく、敷地全体の設計に活かされています。
至る所で水が滴り落ちていて、心地良い
たねや クラブハリエ 本社
藤森照信氏設計の人気フォトスポット 土塔

    
お洒落なギフトショップもあります。

【新オープン!バームファクトリー】

2023年に新しくオープンした「バームファクトリー」は、特に要チェックです。

  • 製造工程の見学: ガラス越しに、クラブハリエの代名詞であるバームクーヘンの製造工程を間近で見学できます。
        
  • 職人技: くるくると生地が巻かれ、ゆっくりとふんわり焼き上がる様子は、見ていて飽きません。その日の湿度や温度に合わせて生地を調整し、ピーク時には1日1000本以上を製造するという、職人さんの徹底した品質管理と技術に驚かされます。
バームクーヘンの製造工程を間近で見学

     
【ここでしか食べられない!】

バームファクトリーで製造されているのは、通常サイズではない「ミニサイズ」のバームクーヘンです。

このミニサイズは、ここでしか買えない限定品です。

【バームファクトリーカフェで焼きたてを堪能】

私たちが向かったのは、バームファクトリーの2階にある「バームファクトリーカフェ」です。

ここでは、焼きたてのバームクーヘンminiを味わうことができます。

  • 注文メニュー: 焼きたてバームクーヘンmini セット (1,170円)

セットで提供される焼きたてのバームクーヘンは、温かく、しっとりとした食感が際立っていました。

クラブハリエのバームクーヘンは、これまで何度も食べたことがありますが、「やっぱり焼きたては格別!しっとりしてて美味しい!!」と、改めてその美味しさに感動しました。

中央には天井が抜けている休憩スペースがあります
焼きたてバームクーヘンmini セット

    
      
自然、歴史、そして美味しいスイーツが融合した「ラ コリーナ近江八幡」は、近江八幡の旅の締めくくりとして最高の場所でした。

旅の終わりに:帰り道と総括

ラ コリーナ近江八幡でゆっくりと癒しの時間を過ごし、私たちは、自分たちにしては遅い時間まで近江八幡に滞在していました。

旅の充実感を胸に、車を走らせます。

西の空には、美しい夕陽が広がっていました。

【高速道路の利用】

行きで下道(一般道)の混雑を経験し、時間をロスしてしまったことを反省し、帰りは迷わず高速道路を使いました。

スムーズな移動で、旅の余韻に浸りながら、あっという間に自宅へ到着することができました。

<旅のアドバイス:移動手段>

  • 時間を優先したい方: 行きも帰りも高速道路の利用をおすすめします。
  • ゆっくり景色を楽しみたい方: 下道も良いですが、時間に余裕を持ったスケジュールを組みましょう。

【総括:近江八幡の魅力再発見】

今回の近江八幡の旅は、歴史のロマン、豊かな自然、そして極上のグルメと、五感をフルに使って楽しめる非常に満足度の高い旅となりました。

  1. 歴史: 豊臣秀次と近江商人の功績が残る、八幡堀や八幡山城の遺構。
  2. 建築: 和洋折衷の美しさが光るヴォーリズ建築。
  3. 絶景: 八幡山から見下ろす琵琶湖の雄大な景色。
  4. グルメ: 口の中でとろける日本三大和牛「近江牛」と、焼きたてスイーツ。

    
近江八幡は、何度訪れても新しい発見がある、魅力に溢れた街です。

この記事を読んでくださった皆様が、近江八幡への旅の計画を立てる際、今回の情報が少しでもお役に立てれば幸いです。

ぜひ、歴史と水の都・近江八幡を訪れて、私たちが体験した感動を味わってみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

       
この感動を是非動画でお楽しみください!

      

  
最近動画をやり始めて思うのは、旅の思い出は写真よりも動画の方が鮮明に蘇ってくる、ということです。

実際にその場で見ていた景色よりも動画で観た方が奇麗だったりもします。

写真だと最近はアルバムも作成しないけど、動画だとYoutubeで気楽に観れるので旅の振り返りには最適です。    
              
      
今後も「カメラ」カテゴリーでは、旅の思い出やカメラ機材などのブログを随時更新していきます。

それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!
    

klooktext

  

   

※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。

近江八幡 八幡堀めぐり 八幡山 ラ・コリーナ近江八幡 eyecatch

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