テレビの前にサウンドバーが置ける 大型 4Kテレビ の調査

当ページのリンクには広告が含まれています。
サウンドバー 置ける テレビ 調査 アイキャッチ

AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)のyacchiです。
オーディオ歴は40年以上、ホームシアター歴は15年以上です。

    
我が家のテレビは4Kではない60インチの SHARP LC-60XL10 を使用しています。

そして、かつてホームシアターシステムを構築していた私が音質に満足のいくサウンドバー JBL BAR 1000 を導入しています。

かつて5.1chのリアルサラウンド環境を構築していた私がサウンドバーに移行した理由は、以下をご参照ください。

   
いよいよ動画配信サービスでも4Kのコンテンツが増えてきました。

また、最近Youtubeで旅の4K動画配信を始めました。

ところが我が家では4Kコンテンツを観れるデバイスがないんです。

そこで4Kテレビの導入を検討し始めました。

実際に調査を始めると、我が家のホームシアターサウンドの要であるサウンドバー JBL BAR 1000 をテレビの前に置けるテレビって意外と少ないことが分かってきました。

それは大型テレビになるほど、テレビスタンドの高さが低く、テレビ台から画面の下までの高さがほとんどないためです。

サウンドバーとテレビ画面の下が重なってしまい下側が見えないし、テレビのリモコン信号受光口も塞いでしまいます。

サウンドバーが前に置ける大型4Kテレビってあまりないなぁ…

  
使っているテレビ台はオーディオラックも兼ねた頑丈なものです。

赤枠がwakatsukiのオーディオラック

   
そのため、サウンドバーが置けるラックに変えるつもりはありません。

また、地震などでテレビが倒れてこないようにできるだけ安定させたいので、テレビの下に板を置いて嵩上げもしたくありません。

今回、テレビの前に重ならないようにサウンドバーが置ける大型4Kテレビを調査したので、その情報を共有しようと思います。

  • 2025年4月18日時点での各社テレビ情報に基づきます

     

   

目次
yacchi
家電製品アドバイザー(AV情報家電) エグゼクティブ等級
オーディオ歴40年以上。
ホームシアター歴15年以上。
2chのピュアオーディオで音楽を、サウンドバーでホームシアターを楽しんでいます。
コストパフォーマンスにはこだわりがあり、安価な製品でも徹底的に音質を向上させる策を試行錯誤しています。
オーディオ・ビジュアル(AV)ライフの楽しみの輪を広げたいと思っています。

私のホームシアター歴

サウンドバーが置ける大型4Kテレビの紹介の前に、我が家のホームシアター歴とサウンドバーの導入理由を振り返っておきます。

ホームシアター 初期

  • AVアンプ:YAMAHA DSP-AX630
  • プリメインアンプ:NAIMAUDIO NAIT3(DSP-AX630のプリアウトから接続)
  • スピーカー(フロント):WESTLAKE LC6.75
  • スピーカー(センター):YAMAHA NS-C120
  • スピーカー(リア):YAMAHA NS-10MMF
  • サブウーハー:YAMAHA YST-SW105
  • DVDプレーヤー:Pioneer DV-S757A
  • テレビ:Panasonic TH-37PX300

ホームシアター グレードアップ

  • プロジェクター:SANYO LP-Z4
  • スクリーン:KIKUCHI STYLIST
  • AVアンプ:AIRBOW SR6004Special
  • サブウーハー:audiopro B2.27 Mark2
  • センタースピーカー:AIRBOW IMAGE11/KAI
  • BDレコーダー:Panasonic DMR-BW800

    
ブルーレイプレーヤー導入

  • OPPO BDP-95(アメリカより個人輸入)
  • OPPO BDP-95のチューン(根布産業 GC#16チューン)

  
パワーアンプの追加

  • AIRBOW MM7025/SPECIAL

  
ブルーレイプレーヤー グレードアップ

  • AIRBOW UD7006/Special

   
メインスピーカー変更

  • FOCAL CHORUS 826E JAPON EDITON

   
パワーアンプをプリメインアンプに変更

  • DENON PMA-2500NE

   
プロジェクターを大型テレビに変更

  • SHARP LC-60XL10

   
リアルサラウンド ホームシアター環境の総費用は、100万円以上はかかっていました。

サウンドバー導入

  • YAMAHA YAS-108
       ↓
  • DENON DHT-S217
       ↓
  • JBL BAR 1000

サウンドバーを導入した理由

5.1chのリアルサラウンド環境を構築していたんですが、リアスピーカーを撤去しました。

理由は以下です。

  • リアスピーカーのスピーカーケーブルをリビングの床を這わせて配線するのが邪魔
  • リアスピーカー自体が邪魔

いずれも奥様からの厳しい指摘です。

そういう背景もあって、我が家のホームシアター環境はサウンドバーになりました。

サウンドバー JBL BAR 1000 は、今までのサウンドバーとは全く次元が違いました。

100万円以上かけた「リアルサラウンド環境ホームシアター」にはわずかに及びませんが、低音の迫力などは今までのホームシアター環境を超えています。

音の解像感やクリアさは少し減退しましたが、良い意味で、より映画館っぽい音になりました。

JBLは、映画館スピーカーのシェアNo.1なんです。

なのでJBL BAR 1000 は、普段映画館で聴いている音とほぼ同じ音がするんです!

そして何より特筆すべきは、脱着式のワイヤレスリアスピーカーです。

リアスピーカーは充電式なので、電源ケーブルも不要で、見た目もすっきりします。

リアスピーカーは、本体接続時に自動で充電されます。

約10時間再生可能なので、1日の映画鑑賞が可能な充分なバッテリー持ちだと思います。

   
     
物理的にリアにスピーカーがあるので、その臨場感、サラウンド感は半端ないです。

しかもサウンドバー本体だけでなく、ワイヤレスサラウンドスピーカーにも天井反射用スピーカーがあるので、音の高さ表現できます。

液晶か有機ELか?

4Kテレビを検討する上で悩ましいのが、液晶が良いのか有機ELが良いのか? ということです。

メリット・デメリット

簡単に一般的なメリット・デメリットをまとめてみました。

液晶テレビ有機ELテレビ
メリット・明るい
・価格が安い
・黒の表現が得意
・コントラストが高い
デメリット・暗部の表現が苦手
・コントラストが有機ELより低い
・価格が高い
・明るさは液晶に劣る
・画面の焼き付きが起きる

   
しかし、最近ではそれぞれのデメリットを補う新しい技術が出てきています。

液晶テレビ

  • mini LED
    通常のLEDよりも小型のLEDのことで、バックライトに高密度に配置することで液晶テレビの画質を向上させる技術です。
コントラストが低い                           明暗のメリハリがある
ハイセンスサイトより

     

  • 量子ドット
    バックライトからの青い光を赤、緑、青の3原色に直接変換することで、輝度を高く保ったまま、鮮やかな色彩表現が可能になった。
従来の液晶テレビ
ハイセンスサイトより
量子ドット採用の液晶テレビ
ハイセンスサイトより

有機ELテレビ

  • マイクロレンズ有機EL
    1画素あたり数千個のレンズが並べられたマイクロレンズと有機EL 発光層を一体形成した新世代の有機EL パネルで、有機ELの弱点だった明るさを向上させている。
従来の有機ELパネル
パナソニックサイトより
マイクロレンズ有機ELパネル
パナソニックサイトより

  
マイクロレンズで有機ELの弱点だった画面の暗さを克服しましたが、価格は更に高くなりました。

現実的には液晶テレビ

有機ELテレビは価格も高いので、現実的には液晶テレビを選ぶことになりそうです。

有機ELテレビで心配は、画面の焼き付き問題とパネル寿命の長さでしょうか。

充分なパネル寿命ではありますが、液晶テレビの方がパネル寿命は約2倍長いです。

最近では、液晶テレビの mini LED量子ドット に対応したモデルも価格がこなれてきた感じがあります。

サイズですが今60インチなので、65インチか75インチで検討します。

比較は、75インチで見ていきます。

パナソニックは液晶テレビで75インチの展開がないので、65インチでみます。

サウンドバーの高さ

サウンドバーの音質向上のため、サウンドバーの下にインシュレーターを置いています。

JBL BAR 1000
後ろ側に2個と前面に2個の4点で支えています。

  
サウンドバーのラックからの高さは、7.2cm です。

主要メーカーの大型4K液晶テレビ

主要5メーカーの75インチの液晶4Kテレビを比較してみました。

  

実際に比較してみたところ、テレビの前に重ならずにサウンドバーを置けるテレビは、ソニーのみでした。

ハイセンスもテレビより視聴位置方向に前に出してサウンドバーを置くのであれば、ギリギリ置けるかもです。

レグザに関しては、スタンダードモデルであればスタンドの高さを調整できます。

どうせならより画質の良いフラッグシップモデルが良いのですが、ハイグレード以上のモデルはスタンドの高さ調整機能はありません。

何でなんでしょうね?

ソニーは自社でサウンドバーを販売しているので、サウンドバーの設置対応は流石です。

ソニーに大型テレビは、地震などを想定した傾倒試験を行っており、転倒しにくい構造になっていますし、転倒防止の固定ベルトが標準で付いてきます。

大型テレビが地震の際に倒れてきたら、と思うと怖いですよね。

ソニーのテレビなら地震対策もしっかりされていて安心ですよね。


奥様と話しをしていると、どうも大きいテレビは不要とのこと。

なのでおそらくですが、65インチにすると思います。

奥様には逆らえません…・

まとめ

サウンドバーがテレビの前に設置できる条件を満たす大型4Kテレビってほとんどないことが分かりました。

最近はテレビ自体のサウンドも強化しているようですが、まだまだサウンドバー JBL BAR 1000 の音質や臨場感には敵いません。

もう少しサウンドバーをテレビの前に設置することを考慮して、その上で転倒防止策を練った大型テレビを出して欲しいものです。

という訳で、ソニーのテレビが第1候補です。

ハイセンスのテレビもエディオンに見に行きますが、ソニーのテレビも再度店頭で良く見て確認しようと思います。

購入後のサポートのこともあるのでネット通販ではなく、家電量販店で購入する予定です。

以前にパナソニックのプラズマテレビを量販店の保証で修理したことがあったので…。

     
最後までお読みくださり、ありがとうございました。

         
少しでも私の記事が皆さんの楽しいオーディオ・ビジュアルライフの一助になれば幸いです。

    
「オーディオやカメラ」などについての悩みや疑問・質問など、ご自由にコメント欄に投稿してください。
(コメント欄はこの記事の最下部にあります)

※いただいたコメントは全て拝見し、真剣に回答させていただきます。
     

それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!

Amazonプライムビデオ

    
    


※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。


サウンドバー 置ける テレビ 調査 アイキャッチ

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアお願いします!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次