iLoud Micro Monitorレビュー!コンパクトなのに低音抜群のモニタースピーカー【2025年最新】

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AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)のyacchiです。
オーディオ歴は40年以上、ホームシアター歴は15年以上です。

IK MultimediaのiLoud Micro Monitorは、コンパクトなサイズで驚くほど高品質な音を提供するモニタースピーカーです。

私はYouTube動画編集用のモニター環境を強化するため、以前使っていたTANNOY Reveal501aからこのスピーカーに乗り換えました。

この記事では、iLoud Micro Monitorの音質、接続状況、使用感、良かった点・今一つだった点を徹底レビューします。

購入を検討している方の参考になれば幸いです!

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目次
yacchi
家電製品アドバイザー(AV情報家電) エグゼクティブ等級
オーディオ歴40年以上。
ホームシアター歴15年以上。
2chのピュアオーディオで音楽を、サウンドバーでホームシアターを楽しんでいます。
コストパフォーマンスにはこだわりがあり、安価な製品でも徹底的に音質を向上させる策を試行錯誤しています。
オーディオ・ビジュアル(AV)ライフの楽しみの輪を広げたいと思っています。

結論

IK Multimedia iLoud Micro Monitorは、そのコンパクトなサイズからは想像できない卓越した音質とパワフルな低音再生能力を持つ、非常にコストパフォーマンスに優れたデスクトップモニターです。

特に、デスクトップ環境で高品質なサウンドモニタリングを求めるクリエイターや、限られたスペースで本格的なオーディオ環境を構築したい方には、自信を持っておすすめできます。

結論の理由

私がiLoud Micro Monitorを強く推奨する理由は、以下の点に集約されます。

  • 驚異的な低音再生能力と高音質
    このサイズで本当にこれだけの低音が出るのかと、初めて聴いた時は衝撃を受けました。
    しかもただ量が多いだけでなく、質の高いタイトな低音です。高音域も明瞭で、全体のバランスが非常に優れています。
       
  • 省スペース設計
    デスクトップに置いても邪魔にならないコンパクトさは、特に日本の住宅事情に最適です。
    それでいて音質に妥協がない点が素晴らしいです。
        
  • 高いモニタリング性能
    音の定位感や空間表現に優れており、ミックス作業や動画編集時の正確な音の把握に貢献します。

    
もちろん、いくつかの気になる点もゼロではありませんが、それを補って余りあるほどの魅力がiLoud Micro Monitorには詰まっています。

この後、私の実際の使用経験を交えながら、その魅力を詳しく解説していきます。

購入理由

私がiLoud Micro Monitorを購入した背景を詳しくお伝えします。

以前のモニター「TANNOY Reveal501a」の不満点

以前メインで使用していたモニターは、TANNOY Reveal501a でした。

低音の深みや中高音のバランスが良く、YouTube動画の音声モニターとして信頼できる相棒でした。

しかし、以下のような問題が徐々に浮上してきました。

  • ノイズ問題
    使い始めて数年後、スピーカーから「ジーっ」というノイズが発生するように。
    特に静かな環境で気になるレベルでした。
    ケーブルや接続を見直しても改善せず、スピーカー自体の経年劣化が原因だと感じました。
        
  • サイズの課題
    TANNOY Reveal501aは、幅184mm×高さ303mm×奥行き238mmと、卓上スピーカーとしてはやや大きめ。
    背面にRCAやXLR端子を接続すると、さらに奥行きが必要になり、デスク後ろのカーテンの開け閉めがしづらかったです。
    狭いホームスタジオでは、スペースの圧迫がストレスでした。
        
  • ボリューム調整の不便さ
    左右それぞれにボリュームノブがあり、同じ音量に合わせるのが難しかった。
    微妙なズレが気になっていました。

iLoud Micro Monitorを選んだ決め手

新しいモニタースピーカーを探す際、以下の点を重視しました。

  • 音質への期待
    TANNOY Reveal501aと同等以上の音質を求めました。
    近隣に試聴環境がなかったため、YouTubeでiLoud Micro Monitorの音質レビュー動画を視聴。
    Onsite Audioさんの投稿は、録音音質も高く、とても参考になりました。
       
  • コンパクトなサイズ
    iLoud Micro Monitorは、幅90mm×高さ180mm×奥行き135mmと、TANNOYの約半分のサイズ。
    デスクのスペースを有効活用でき、カーテンの開閉もスムーズに。
       
  • 入力端子の多さ
    USB-DAC(FIIO K7)でPCの音を、モニター(ASUS ProArt PA279CV-R)のイヤホン端子でFireTV 4Kの音を入力したかったため、RCAとミニステレオ端子の2系統が必須でした。
    iLoud Micro Monitorはこれを満たし、Bluetoothにも対応。
        
  • 評判と信頼性
    YouTubeのレビュー(OTAI AUDIOさん)等「サイズを超えた音質」「ホームスタジオに最適」と高評価。
    価格も約35,000円(税込、2025年6月時点)と手頃で、Amazonや楽天で購入しやすい点も魅力でした。

    

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接続状況

現在の私のiLoud Micro Monitorの接続状況は以下のようになっています。

  • RCA端子
    • 構成:PC → USB-DAC(FIIO K7) → iLoud Micro Monitor
    • 詳細:PCの音声はFIIO K7(Amazonでチェック)を経由してRCAケーブルで接続。FIIO K7は高品質なDACで、音の解像度を上げてくれるので、iLoudのクリアな音質を最大限に引き出します。接続は安定しており、ノイズは一切ありません。
    • ケーブル:BELDEN ベルデン 8412 を使用。オーディオ用として最高峰のケーブルです。
           
  • ミニステレオ端子
    • 構成:ASUS ProArt PA279CV-R(HDMI端子にFireTV 4Kを接続)のイヤホン端子 → iLoud Micro Monitor
    • 詳細:モニターのイヤホン端子(3.5mmミニステレオ)からiLoudに接続し、FireTV 4Kの音声(NetflixやYouTube)を再生。しかし、この接続では大きなノイズが発生し、視聴に耐えないレベルでした。原因はモニターのイヤホン端子の出力品質か、グラウンドループの可能性も。結局、この接続は外し、RCA経由のみ使用しています。
    • ケーブル:Anker 3.5mm プレミアムオーディオケーブル(1.2m、Amazonで購入)を使用。
           
  • Bluetooth
    スマホから気軽にBluetooth接続して音楽を楽しんでます。
    iLoud Micro MonitorはBluetooth機能を搭載。
    スマホやタブレットからのワイヤレス再生も可能です。
    ただし接続は、SBCのみです。
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ミニステレオ端子のノイズ問題は残念でしたが、RCA接続だけで十分なパフォーマンスを発揮しています。

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使用状況

iLoud Micro Monitor の使用環境を詳しくお伝えします。

  • 設置方法:スピーカーはTlingtスピーカースタンド 卓上 小型Amazonでチェック)に設置。
    スタンドの仕様は以下:
    • サイズ:天板24×22.5cm、高さ22~36cm(調整可能)
    • 角度:-10°~+10°で調整可能
    • 耐荷重:15kg
    • 特徴:クランプ式でデスクに固定でき、iLoudのコンパクトなサイズ(1.7kg/ペア)には余裕ありすぎ。
      高さ調整で耳の高さに合わせやすく、音の定位感を最適化。
          
  • 設置場所:デスクの左右に設置。
    スタンドのおかげでデスク面から浮かせられ、振動や反射音を軽減。
    カーテンの開閉スペースも確保でき、TANNOY Reveal501aの時のストレスがなくなりました。
        
  • 使用シーン:主にYouTube動画編集時の音声モニタリング。
    BGMやナレーションのバランス確認、効果音の定位チェックに使用。
    たまに音楽鑑賞やディズニープラスの視聴にも使いますが、モニター用途がメイン。

   
スタンドは高さ調整が簡単で、iLoudの小型ボディをしっかり支えてくれます。

適切なスピーカースタンドを使用することで、iLoud Micro Monitorの真価を最大限に引き出し、より正確なモニタリング環境を構築することができます。

   
    
デスクに設置できるスピーカースタンドをお探しの方は、以下でスタンドをチェック

音質

ここからは、iLoud Micro Monitor の最も重要な要素である音質について、詳しく掘り下げていきます。

私がこのモニターを購入する最大の決め手となったのがその音質であり、実際に使用してみて、その期待を大きく上回るものでした。

サイズからは想像できないパワフルな低音

まず、最も印象的だったのは、そのサイズがコンパクトであるにも関わらず、低音が非常にパワフルに再生されるという点です。

iLoud Micro Monitorは、その小さな筐体からは信じられないほどの量感ある低音を繰り出します。

初めて音を出した瞬間、「この小さな箱から、本当にこんな低音が出るのか?」と驚かずにはいられませんでした。

しかし、ただ低音が出るだけでなく、その低音の質も非常に高いのです。

ぼやけたり、だらだらと伸びたりするような安っぽい低音ではありません。

タイトで引き締まっており、アタック感やグルーヴ感を正確に表現してくれます。

ベースラインのニュアンスやキックドラムの芯のある音を、しっかりと聞き取ることができ、特にヒップホップやEDMなどの低音を重視するジャンルでは、その真価を遺憾なく発揮します。

これは、独自の先進的なDSP技術と、最適化されたバスレフポート設計によるものだと感じます。

限られた容積の中で、いかに効率良く、そして高品質に低音を再生するかというIK Multimediaの技術力の結晶と言えるでしょう。

卓越した空間表現と定位感

iLoud Micro Monitorは、空間表現に非常に優れており、音の定位感が抜群に良いです。

ステレオイメージが広く、音源がどこに配置されているのかを正確に把握することができます。

例えば、音楽鑑賞する上で、ボーカルが中央にしっかりと定位し、左右にパンニングされた楽器が明確な位置で聴こえてきます。

奥行き感も感じられ、音場が立体的に構築されるため、まるで音が空中に浮かんでいるかのような感覚を覚えることもあります。

このような優れた空間表現と定位感は、音楽制作におけるミキシングやマスタリング作業において非常に重要です。

各楽器のバランスや配置を正確に把握できることで、より質の高い作品作りが可能になります。

また、YouTube動画の制作においても、BGMとナレーションのバランス調整や、効果音の配置など、細かな音の調整を正確に行うことができます。

映画やドラマを視聴する際も、その臨場感は格段に向上します。

爆発音や足音の方向性、セリフの明瞭度など、サウンドによって得られる情報が格段に増え、没入感を高めてくれます。

高音の明瞭度と音の弾力感

低音と空間表現に加えて、iLoud Micro Monitor高音の明瞭度も非常に高いです。

シンバルのきらめきやアコースティックギターの弦が擦れる音、ボーカルの息遣いなど、細かな音まで非常にクリアに聴き取ることができます。

解像度が高く、音の一つ一つが埋もれることなく、鮮明に耳に届きます。

また、音全体に適度な「弾力感」があると感じます。

硬すぎず柔らかすぎず、しなやかで応答性の良いサウンドです。

これにより、リズムセクションのキレや、ギターソロの抑揚など、音楽の持つ躍動感やグルーヴ感を余すところなく伝えてくれます。

いわゆる「モニター的な音」でありながらも、聴いていて楽しく、ついつい作業を忘れて音楽に没頭してしまう魅力があります。

総評:モニター用途として大満足の音質

総合的に見て、iLoud Micro Monitorの音質は、その価格帯とサイズを考えると「大満足」の一言に尽きます。

特にYouTube動画作成時の音のモニターを主目的としている私にとっては、正確に音を再生してくれるという点で、まさに理想的なスピーカーです。

艶感やエモーショナルな表現力といった点では、音楽鑑賞に特化したピュアオーディオスピーカーには一歩譲るかもしれません。

あくまで「モニター」という用途に徹しており、過度な色付けなく、原音を忠実に再現しようとする姿勢が感じられます。

しかし、それがかえって、動画作成作業における判断を的確にしてくれるため、プロフェッショナルな用途でも十分に対応できる実力を持っていると言えるでしょう。

この小さな筐体からこれほどの高音質とパワフルなサウンドが繰り出されることに、私は日々驚きと満足を感じています。

空気録音

実際にiLoud Micro Monitorの音質を空気録音してみました。

曲は、YouTube動画作成時に契約している「Epidemicsound」の「ES_Could Have Been Stardust – Sam Shore」です。

この曲は、以下の私のYouTube動画の16分19秒あたり(海の京都旅の2日目の最初)で使用している楽曲です。

明るくて、爽やかな朝を想像させる曲です。


     
以下が空気録音した内容です。イヤホンやヘッドホンでお聴きください。

    

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良かった点

iLoud Micro Monitorを実際に使用してみて、私が特に「これは素晴らしい!」と感じた点をいくつかご紹介します。

サイズがコンパクトなのに低音に不足感がない

購入理由でも触れましたが、やはり一番の「良かった点」は、そのコンパクトなサイズからは想像できないほどの低音再生能力です。

以前使用していたTANNOY Reveal501aと比較しても、デスクトップ環境での使用においては低音の不足感を全く感じません。

むしろ、限られたスペースでここまで質の高い低音が出せることに感動すら覚えます。

デスク上のスペースが非常に限られている私にとって、このサイズ感でプロレベルのモニタリングが実現できることは、作業環境の改善に大きく貢献してくれました。

見た目もスッキリとして、圧迫感がありません。

ボリューム操作の利便性

iLoud Micro Monitorは、ボリューム調整が片方のスピーカー(左側)のみで行え、それが左右同時に操作されるという点が非常に便利です。

以前のTANNOY Reveal501aでは、左右それぞれのスピーカーにボリュームノブが付いていたため、左右の音量バランスを正確に合わせるのが非常に難しく、耳で聞きながら微調整するという手間がありました。

iLoud Micro Monitorであれば、一度設定すれば左右のバランスが崩れる心配がなく、安心して音量調整ができます。これは日々の作業効率を大きく向上させてくれる、地味ながらも非常に嬉しいポイントです。

音質は大満足

繰り返しになりますが、iLoud Micro Monitorの音質には本当に大満足しています。

  • 艶感はないが、音の弾力感がある
    ピュアオーディオのような「艶やかさ」や「甘美さ」といった表現は得意ではないかもしれませんが、音の一つ一つに芯があり、リズミカルで躍動感のある「弾力感」を感じます。
    これにより、楽曲のグルーヴやアタック感を正確に把握できます。
  • 高音の明瞭度も高く、細かい音も聴き取りやすい
    高音域は非常にクリアで、シンバルの余韻やボーカルのブレスノイズなど、非常に細かい音まで鮮明に聴き取ることができます。
    これにより、動画作成時に埋もれがちな音を発見したり、不要なノイズを見つけ出したりするのに役立ちます。

      
特に、私の主目的であるYouTube動画作成時の音のモニターとしては、正確に音を再生してくれるという点で、これ以上の満足度はありません。

制作の精度を確実に引き上げてくれる、頼もしい相棒となっています。

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今一つだったこと

iLoud Micro Monitorは全体的に非常に満足度の高い製品ですが、いくつかの「今一つだった点」も正直に記載していきます。

ミニステレオ端子からのノイズ問題

ASUS ProArt PA279CV-Rのイヤホン端子(FireTV 4K経由)からミニステレオ端子で接続すると、大きな「ジーっ」というノイズが発生。

RCA接続ではノイズがないため、ミニステレオ端子の品質か、モニター側の出力の問題と考えられます。

このノイズは、たとえ音声を再生していなくても常時発生しており、非常に耳障りなレベルでした。音楽鑑賞や動画制作はもちろん、普段使いでも気になってしまうほどの大きさです。

このノイズに我慢ができず、現在はミニステレオ端子の接続は完全に外しています。

ミニステレオ端子の接続を外すと、ピタッとノイズはなくなったので、iLoud Micro Monitor本体の故障や品質の問題ではないと判断しています。

おそらく、接続元のASUS ProArt PA279CV-Rのイヤホン端子出力とiLoud Micro Monitorの入力インピーダンスの相性、またはグランドループの問題などが考えられます。

複数の機器を接続できるという点はiLoud Micro Monitorの魅力の一つですが、このノイズ問題によってミニステレオ入力が実質的に使えないのは、非常に残念な点でした。

今後、別の接続方法やノイズ対策機器の導入を検討する必要があるかもしれません。

音楽鑑賞向けの物足りなさ

音質はモニター用途で完璧ですが、音楽鑑賞目的では、もう少し艶感というかエモーショナルなところがあっても良かったと思います。

iLoud Micro Monitorは、原音を忠実に再現することに徹しているため、音に過度な色付けがありません。

これはミックスやマスタリングといった「正確な音の判断」が求められる作業においては非常に重要な要素であり、その点では完璧な仕事を果たしてくれます。

しかし、純粋に「音楽を聴いて感動したい」「音楽の世界に没頭したい」という目的で考えると、もう少し音に「艶」や「深み」、あるいは聴き手を惹きつける「エモーショナルな表現」があっても良いと感じるかもしれません。

例えば、特定のジャンルや楽器の音をより美しく響かせたい、といったニーズには、ピュアオーディオ向けのスピーカーの方が向いている場合もあるでしょう。

ですが、私の主目的はYouTube動画作成時の音のモニターなので、そういった用途では大満足です。

正確に音を再生してくれることが最重要であり、その点においては期待を上回る性能を発揮してくれています。

この点を理解した上で購入するのであれば、全く問題ないと思います。

外観

iLoud Micro Monitorのデザインは、シンプルかつプロフェッショナルです。

  • サイズと重量
    幅90mm×高さ180mm×奥行き135mm、1.7kg(ペア)。TANNOY Reveal501a(幅184mm×高さ303mm)に比べ、圧倒的にコンパクト。デスクがスッキリ!
     
  • 素材
    テクスチャード加工のプラスチック筐体で、頑丈かつ高級感あり。
    レビューでも「安っぽさがない」と好評のようです。
        
  • カラー
    ブラックとホワイトの2色。私はブラックを選びましたが、ホワイトはモダンなスタジオにマッチしそう。
        
  • スタンド
    底面の傾斜調整可能なゴムスタンドで、角度を2段階(フラットor上向き)に設定可能。
    Tlingtスタンドと組み合わせると、さらに最適な角度に。
       
  • フロントポート
    前面のバスレフポートで、壁に近づけても低音が過剰にならない。
    狭いスペースに最適。
         
  • LED
    前面のLEDは電源(白)、Bluetooth(青)、警告(赤)を表示。
    シンプルでわかりやすい。
    ※LEDは左側のみです

コンパクトで洗練されたデザインは、ホームスタジオやデスクにぴったりです!
     

白モデルはこちら!

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スタンドを展開するとこんな感じで、直接デスクに置いても耳に音が届きやすい角度に調整可能です。

これは、特にデスク上に直置きする際に非常に役立つ機能です。私はスピーカースタンドを使用していますが、この機能はデスクトップ環境での使い勝手を考慮した素晴らしい設計だと感じました。

EQスイッチ: 低音と高音の特性を調整するためのスイッチがあります。部屋の音響特性や好みに合わせて音質を微調整できるのは嬉しいポイントです。
HF(ハイシェルフ) @ 4 kHz 以上 : 0 dB / +2 dB
LF(ローシェルフ) @ 250 Hz 以下 : 0 dB / -3 dB

DESKTOP/FLATスイッチ: このスイッチは、デスクトップに設置するか、スタンドなどに設置するかで音響特性を最適化するためのものです。デスクトップに置くと反射音が問題になり中音が少しくぼんだ状態になるため、DESKTOP側に設定するとそれを補正してくれます。
DESK側に設定@ 1 kHz ~ 10 kHz : +3.5 dB、400 Hz 以下 : -1 dB

   
     
底面にはマイクスタンド取り付け用のネジ穴があります。

    
    
私のスマホ Pixel 8 Pro と比較するとこんな感じ。
本当にコンパクトです!

梱包

こんな箱に入ってます。

同梱品

  • iLoud マイクロモニタースピーカー(ペア)
  • 電源アダプター
  • 4ピンスピーカー接続ケーブル(左右リンク用、2 m)
  • TRS 1/8 インチ・ステレオ – 2 x RCAケーブル(1.5 m)
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特長

iLoud Micro Monitorの主な特徴をまとめます。

項目詳細
ドライバー3インチウーファー(ネオジム)、3/4インチシルクドームツイーター
周波数応答45Hz~22kHz(-10dB)
出力70W(ピーク)/ 50W(RMS)(クラスDアンプ、4基)
入力RCA、3.5mmミニステレオ、Bluetooth(A2DP)
EQ設定デスクモード、低音(±3dB)、高音(±3dB)
サイズ幅90mm×高さ180mm×奥行き135mm
重量920 g(左スピーカー単体)、
800 g(右スピーカー単体)、
1,720 g(左右合計)
  • DSP処理:56ビットの内部DSPで、周波数・位相応答を最適化。音の正確さを保つ。
  • ポータビリティ:バックパックに入るサイズで、旅行や移動に便利。レビューでは「ツアーバスやホテルでも使える」と評価。
  • Bluetooth:ワイヤレス接続で、スマホやタブレットから簡単に再生可能。

これらの特長は、ホームスタジオやYouTube編集者に最適な仕様です。

他のモニターとの比較

iLoud Micro Monitorを他の人気モニターと比較しました。

モデルiLoud Micro MonitorTANNOY Reveal501aGenelec 8010APreSonus Eris E3.5
ウーファー3インチ5インチ3インチ3.5インチ
周波数応答55Hz~20kHz60Hz~20kHz67Hz~25kHz80Hz~20kHz
出力50W RMS50W RMS50W50W
入力RCA、3.5mm、BluetoothXLR、RCAXLRRCA、3.5mm、1/4″ TRS
サイズ90×180×135mm184×303×238mm121×195×116mm141×210×162mm
価格(2025年6月)約35,000円約50,000円約60,000円約20,000円
特長コンパクト、低音強い、Bluetooth音質良好、サイズ大きめ高精度、プロ向けコスパ高い、入門向け
  • TANNOY Reveal501a:音質は満足だったが、サイズとノイズが課題。iLoudはコンパクトでノイズが少なく、ボリューム調整も簡単。
  • Genelec 8010A:高精度だが価格が高く、低音はiLoudの方が強い。レビューでも「8010Aは低音不足」との声。
  • PreSonus Eris E3.5:コスパは良いが、低音の深さや定位感でiLoudに劣る。Bluetoothなし。
              Bluetoothが付いたPreSonus Eris 3.5BT(2nd GEN)もある。

     
iLoud Micro Monitorは、価格・サイズ・音質のバランスが優秀です!

購入を検討している方へ

iLoud Micro Monitorは、以下のような方におすすめです。

  • YouTube動画編集者:正確な音再現と定位感で、音声やBGMのミキシングがしやすい。
  • ホームスタジオユーザー:小さなデスクや部屋でも高音質を実現。スタンド使用でさらに快適。
  • ポータブル重視:軽量で持ち運びやすく、旅行先でも使える。
  • 予算重視:約35,000円でプロ級の音質。Amazonや楽天のセールでさらにお得に!

      
ただし、以下の方は注意が必要:

  • 音楽鑑賞メイン:艶感やエモーショナルな音を求めるなら、Hi-Fiスピーカー(例:Audioengine A2+)が良いかも。
  • ミニステレオ端子使用:ノイズが発生する可能性があるので、RCAやBluetoothを推奨。
  • 大音量ニーズ:90dB以上での使用は音質が不安定になる場合あり。
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まとめ

IK Multimedia iLoud Micro Monitorは、私のデスクトップ環境におけるオーディオ体験を劇的に向上させてくれた、まさに「小さな巨人」と呼ぶにふさわしい製品です。

以前使用していたTANNOY Reveal501aからの乗り換えで、コンパクトなサイズへの移行には多少の不安もありましたが、実際にiLoud Micro Monitorを導入してみると、その期待をはるかに上回る高音質に驚かされました。

特に、このサイズからは想像できないパワフルで質の高い低音と、優れた空間表現、正確な定位感は、私のYouTube動画作成におけるモニタリング精度を格段に引き上げてくれました。

ボリューム調整が片側で完結する利便性や、デスク環境に合わせた音響補正機能など、細部にわたる配慮も非常に好感が持てます。

一方で、ミニステレオ端子からのノイズ問題は残念な点でしたが、RCA接続での音質は完璧であり、主目的であるモニター用途としては全く問題ありません。

もしあなたが、

  • デスク上に置けるコンパクトな高性能モニターを探している
  • 限られたスペースでも妥協のない高音質を求めている
  • 音楽制作、動画編集、ポッドキャストなどのクリエイティブな作業で正確な音のモニタリングが必要
  • プロレベルのモニターを比較的手頃な価格で手に入れたい

と考えているのであれば、iLoud Micro Monitorは間違いなくあなたの期待に応えてくれるでしょう。

その小さなボディからは想像できない、豊かなサウンドステージと正確な音の再現性をぜひご自身の耳で体験してみてください。

少しでも私の記事が皆さんの楽しいオーディオ・ビジュアルライフの一助になれば幸いです。

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この記事を読んでiLoud Micro Monitorに興味を持たれた方は、ぜひ以下のリンクから詳細をチェックしてみてください。各オンラインストアで価格を比較検討し、最もお得なショップでの購入をおすすめします。

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音に癖付けがなく、実に高音質で伝達してくれます。

私のメインシステムのCDプレーヤー(Marantz SA7003/Live) → プリメインアンプ(DENON PMA-2500NE)にも使用しています。

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よくある質問 (FAQ)

Q1: iLoud Micro MonitorはDTM初心者にもおすすめですか?

A1: はい、非常におすすめです。iLoud Micro Monitorは、そのコンパクトなサイズと正確な音質により、限られたスペースでも本格的なモニタリング環境を構築できます。

DTM初心者の方にとって、音のバランスや定位感を正確に把握することは非常に重要であり、このスピーカーはその学習プロセスを強力にサポートしてくれるでしょう。

また、Bluetooth接続にも対応しているため、音楽鑑賞用としても手軽に活用できます。

Q2: iLoud Micro Monitorの低音は本当にしっかり出ますか?

A2: はい、驚くほどしっかり出ます。

iLoud Micro Monitorは、その小さな見た目からは想像できないほどの豊かな低音再生能力を持っています。

IK Multimedia独自のDSP技術と高効率なアンプにより、45Hzという低域までフラットに近い特性で再生します。

単に量が多いだけでなく、タイトで引き締まった質の高い低音を体験できます。

Q3: 音楽鑑賞用としても使えますか?

A3: モニター用途としては非常に優れていますが、純粋な音楽鑑賞用としては、好みが分かれるかもしれません。

iLoud Micro Monitorは音源を正確に、フラットに再生するため、音楽を「楽しむ」ための「艶感」や「エモーショナルな響き」は意図的に抑えられています。

しかし、クリアで解像度の高いサウンドで音楽を聴きたい方には十分満足いただけるでしょう。

Bluetooth接続で手軽に高音質を楽しめる点も魅力です。

Q4: 設置する際にスピーカースタンドは必要ですか?

A4: スピーカースタンドの使用を強くお勧めします。

モニタースピーカーは、ツイーターが耳の高さに来るように設置することで、最も正確な音像と周波数特性を得られます。

iLoud Micro Monitorは内蔵の角度調整機能もありますが、スピーカースタンドを使用することで、より理想的なリスニングポジションを確保し、スピーカーのポテンシャルを最大限に引き出すことができます。

Q5: 複数の機器を接続できますか?

A5: はい、可能です。

iLoud Micro Monitorは、RCA入力端子とミニステレオ入力端子の両方を備えています。

これにより、PCやUSB-DAC、オーディオインターフェース、スマートフォン、タブレットなど、複数の機器を同時に接続し、必要に応じて切り替えて使用することができます。

私の環境では、PCからの音声とモニターからの音声を同時に接続して使用しています。

     
         
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
     
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