スマホでの音楽再生の音質に満足していないあなたへ。 CDプレーヤーでの音楽再生のすすめ!

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Marantz_SA7003_Live

AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)でオーディオ歴40年以上のyacchiです。

最近だとスマホでAmazonMusicやSpotifyなどのストリーミングサービスで音楽を聴いている人も多いかと思います

その音質で満足している人もいるでしょうが、もっと良い音で音楽を聴きたいと思っている人もいるかと思います。

今回はもっと音質良く音楽を聴く方法を一つ提案したいと思います。

それは、CDプレーヤーを導入することです。

私は、Marantz SA7003/Live という逸品館さんのカスタマイズモデルを持っています。

これはSACD※というスーパーオーディオCDというCDよりも音質の良いディスクも再生できるモデルです。

 
※SACDとは、Super Audio CDのことで、1999年にソニーとPhilips社によって規格化された次世代CD規格の1つです。CDに比べて高音質です。CDとの違いは以下です。

  • データ容量がCDの約6倍(CD:約700~780MB、SACD:4.7GB)
  • サンプリング周波数がCDが44.1khzに対して、SACDはCDの64倍の2.8244MHzで高音質
  • SACDは再生周波数帯域が100kHzまでとCDの20kHzよりも広い
  • SACDのダイナミックレンジは、CDの98dBに対して120dB以上である
  • CDはステレオのみの対応だが、SACDはマルチチャンネルにも対応している

 

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目次
yacchi
家電製品アドバイザー(AV情報家電) エグゼクティブ等級
オーディオ歴40年以上。
ホームシアター歴15年以上。
2chのピュアオーディオで音楽を、サウンドバーでホームシアターを楽しんでいます。
コストパフォーマンスにはこだわりがあり、安価な製品でも徹底的に音質を向上させる策を試行錯誤しています。
オーディオ・ビジュアル(AV)ライフの楽しみの輪を広げたいと思っています。

SACDプレーヤー Marantz SA7003/Live 購入時の話し

Marantz SA7003/Liveを購入したのはもう随分前の2012年のことです。

それまではNAIM AUDIOのCDプレーヤーを使ってました。
NAIM AUDIOのCDプレーヤーは1997年に購入したものだったので、そろそろ買い替えの時期と思い、逸品館さんのカスタマイズモデルをYoutubeでデジタル試聴し、購入しました。

 

SACDプレーヤー Marantz SA7003/Live の仕様

主な仕様 

形式ダイレクトドライブ方式CD/SACDプレーヤーー
再生可能ディスクCD, SACD,CD-R/RW(MP3/WMA対応)
アナログ出力ステレオ出力 RCA 1系統
デジタル出力同軸(RCA)・光(TOS) 各1系統
消費電力25W
本体寸法W440×D339.5×H107㎜
重量5.9㎏

Marantz SA7003/LiveのHP

SACDプレーヤー Marantz SA7003/Live の価格

2012年4月に逸品館さんで、98,000円で購入しました。
ベースモデルのMarantz SA7003ももう終売なので現在は中古でしか入手できません。

調べたら、中古で25,780円~39,800円くらいで出ていました。ベースモデルの定価は63,000円でした。

SACDプレーヤー Marantz SA7003/Live の我が家での接続状況

「プリメインアンプ DENON PMA-2500NE は実際どうなのか?」 の記事でも記載しましたが、SACDプレーヤー Marantz SA7003/Live は、プリメインアンプのDENON PMA-2500NEにアナログ接続しています。

そして「スピーカー選びは超重要! 愛用のFOCAL Chorus826Eレビューを兼ねて、スピーカー選びのポイント解説」の記事でも紹介した、FOCAL Chorus826E というスピーカーで音楽を聴いています。

純粋なCDやSACDで音楽を聴くピュアオーディオシステムのプレーヤーとして使用しています。

SACDプレーヤー Marantz SA7003/Live の音質評価

ベースモデルのMarantz SA7003 の音を聴いたことはないのですが、高音は柔らかく、そしてきめ細かいです。

それでいて低音は重量感がありしっかり出ています。かといって低音がぼわつくことはありません。

ストリーミングで音楽を聴くよりも、より立体的に音楽を聴けます。

各楽器の定位感がはっきりと分かります。

更にSACDを再生するとCDとの音質の違いは明らかに感じられます。

高音がスーッと伸びて、人間の耳では聞き取れない20kHz以上の高音(いわゆる倍音)が出ており、アナログレコードを聴いているようなデジタル臭さがない、柔らかく暖かい感じの音がします。

一聴してCDよりも高音質なのが感じ取れます。

ということで、やっぱりCD専用プレーヤーの音質は高いと思うのです。

ブルーレイレコーダーやブルーレイプレーヤーでCDを聴くよりも明らかに高音質です。

サブスクでの高音質化

サブスクの音楽ストリーミングサービスの音源は、最近では、ハイレゾ音源を可逆圧縮(ロスレス圧縮とも呼ばれ、理論上圧縮前のデータに復元可能)での配信も出てきています。

●Deezer HiFi
 可逆圧縮のFLACを用いて、CDと同等音質で音楽を楽しめます

●Amazon Music Unlimited
 CDと同等音質に加えて、最大でサンプリング周波数192kHz、量子化ビット数24bitなどのハイレゾ音源の配信が行われています

●Apple Music
 可逆圧縮のALAC(Apple Lossless Audio Codec)を用いて、最大でサンプリング周波数192kHz、量子化ビット数24bitなどのハイレゾ音源の配信が行われています

時代も進んできて、サブスクでもハイレゾ音源相当の音楽を楽しめる時代になってきました。

便利な世の中ですね。私もAmazon Music Unlimited を契約しています。

まとめ:高音質を求めるならディスク再生プレーヤーはあった方が良い

サブスクでも高音質で音楽を聴けますが、CDやSACDなどの物理的なディスクで聴く音楽は、格別とも言えます。

ディスクをプレーヤーにセットする、という儀式が、「これから音楽をじっくりと聴くぞ!」という気分も高めてくれます。

またSACDは、サブスクのハイレゾよりも、よりアナログの原音に近い音と感じます。

ただ、これは極わずかな違いであり、ほとんどの方には違いは分からない可能性があります。

スマホでの音楽再生は、今ではサブスクでハイレゾ相当の配信もあるため、かなりの高音質で音楽は聴けると思います。

しかしながらスマホは一部の機種を除くと電話やカメラ機能を重視しており、音楽再生に特化したハードウェア的な対応はあまりしていません。

例えばノイズ対策などです。

このあたりは、専用のCD、SACDプレーヤーというオーディオ製品は、音楽を高音質で再生することだけに特化しているので、ハードウェアも含めてより高音質なのが一般的です。

また、スマホで音楽を聴くのは主にイヤホンやヘッドホンですが、専用ディスクプレーヤーの場合はスピーカーでの音楽再生がメインです。

良質なスピーカーで聴く音楽は、目の前で演奏しているような臨場感も感じることができ、皆さんにも是非、一度味わっていただきたいと思います。

スマホでの音楽再生でも高音質だけど、さらに高みを目指したい場合は、専用の音楽再生プレーヤーの導入をおすすめします。

どこかのオーディオショップでCDプレーヤ、アンプとスピーカーでの音楽試聴だけでもされることをおすすめします。

きっとそこで浮き上がってくる音像にぞくっとするのではないでしょうか。

あなたもオーディオ沼にはまってしまうかもしれません。

それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!

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※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。

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