AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)でオーディオ歴40年以上のyacchiです。
今回はアイソレーション電源トランスのレビューをしたいと思います。
2023年5月に購入し、現在も使用している「 アイソレーション電源トランス」です。
結論ですが、3年間使い続けていますが、私が購入したオーディオアクセサリーの中でも満足度はトップクラスです。
特に
- セリフの明瞭度
- 音場の静けさ
- 音の密度感
の改善を実感しました。


アイソレーション電源トランス は、プロケーブルさんというサイトで紹介があり、良さそうと思ったのと、YouTubeで何人かがレビューしているのを見て購入しました。
プロケーブルさんのサイトは見ると一見怪しそうな雰囲気もあるのですが、取り扱い商品は間違いがないと、過去に何点か購入した経験で分かっているので安心して購入しました。
プロケーブルさんが取り扱う特にケーブル類は、経験上間違いがありません。
色の展開は、Black、Gold、Silver、Blue、Greenです。
私はBlackを購入しました。
📌サウンドバー完全ガイドはこちら
→サウンドバー完全ガイド|選び方・接続方法・おすすめモデルを徹底解説
アイソレーション電源トランス 導入に至った理由
サラウンド環境実現のために、元々YAMAHAさんのYAS-108というサウンドバーを持っていました。
YAS-108は上面にスピーカーがあり、音がダイレクトに届かないのが不満で、DENON DHT-S217 というサウンドバーに買い替えしました。
DENON DHT-S217 は、とてもコストパフォーマンスの高い、音質の良いサウンドバーなのですが、更に音質向上を図りたいと思い、アイソレーション電源トランス の導入をししました。
詳しくは以下の記事もご参照ください。
●DENON DHT-S217 が価格に見合った価値がある理由は以下の記事で紹介させていただきました。
→「爆売れサウンドバー DENON DHT-S217 は購入価値あるか?」
●DENON DHT-S217 の音質向上 6つの方法のひとつにアイソレーション電源トランス の記載もあります。
→「爆売れ サウンドバー DENON DHT-S217 音質向上 6つの方法」
●実際の音質はどうなのか? アイソレーション電源トランス 導入後の音を空気録音している記事も参照ください。
→「爆売れ サウンドバー DENON DHT-S217 の実際の音質はどうなのか?」
主な特徴
この100ボルト専用の小型の電源トランスは、ギタリスト、及び、ベーシストなど、楽器をステージで奏でるかたの切り札になろうかと思います。
この小型の電源トランスには、米国マリンコ社の100ボルト医療用プラグを、最初からトランスの電源ケーブルの先端に取り付けています。
オリジナル電源ケーブル長は、2.0mです。
トランスにつきましては、音変化が皆無であることから、ケーブル長の変更はいたしておりません。オリジナル電源ケーブル長で、お使いください。
小型であることからして、最近の省エネ時代に合わせたオーディオを組むのにも、ベストマッチです。
この電源トランスは、200ボルトが引けない環境のかたのオーディオ用途に、最高品質の電源を供給します。
これ以上は、考えられない、というところまで煮詰めました。
100V仕様の電源トランスですので、アイソレーション電源トランスとして機能します。
その機能の強化として、静電シールドという方式を用いています。
これは、アイソレーション部分の空間に、銅板を入れて、それをアースに落とすことによって、非常な高周波だけが、アイソレーション部分をすり抜けていたのですが、その高周波を、静電シールドが止めれる事になり、通常のアイソレーション電源トランスより、さらに高性能なアイソレーション電源トランスとして、機能するものです。

※プロケーブル様のHPより
アイソレーション電源トランス の我が家での接続状況
アイソレーション電源トランス には、100Vのコンセントが2つ、115Vのコンセントが2つあります
当然ながら通常の機器は100Vのコンセントしか使用できません。
100Vのコンセントが2つあるので、以下を接続しています。
- プリメインアンプ(DENON PMA-2500NE)を直接接続
- 電源タップ(Chikuma PS-60TRB)を接続
Chikuma PSB-600TRB の電源タップには以下を接続しています。
- サウンドバー(JBL BAR 1000)
- CDプレーヤー(Marantz SA7003/Live)
- ブルーレイプレーヤ(SONY UBP-X800M2)
- AVアンプ(Marantz SR6004/Special)
- ブルーレイレコーダー(Panasonic DMR-BW800)
- テレビ(ソニー BRAVIA 9)
なので、使用機器の全てに アイソレーション電源トランス の効果の恩恵を受けています。

接続状況
壁コンセント
↓
アイソレーショントランス
↓ ↓
電源タップ(Chikuma PS-60TRB) プリメインアンプ(DENON PMA-2500NE)
↓
AVアンプ(Marantz SR6004/Special)
CDプレーヤー(Marantz SA7003/Live)
テレビ(ソニー BRAVIA 9)
サウンドバー(JBL BAR 1000)
ブルーレイプレーヤー(SONY UBP-X800M2)
ブルーレイレコーダー(Panasonic DMR-BW800)
価格
2023年5月にAmazonで47,800円(税込)で購入しました。
2026年7月9日時点では、Amazonで47,800(税込)円です。
プロケーブル様の価格と同じです。
※Amazonの価格は日々変動します。
導入効果
導入効果ははっきりと出ます。
音の濁り・雑音が感じられなくなり、音の密度感、クリアさが増します。
全体的にキレが良くなったというか、とにかく凄い効果です。
特にテレビやFire TV Stick 4K Max の人の声の響きが良くなり、明確にクリアに聴こえるようになりました。
また、爆発音などの迫力も段違いに増強されています。
様々なオーディオ・ビジュアル環境の音質レベルアップには抜群のアイテムだと思います。
アイソレーション電源トランスの中でも比較的安価なのも良い点です。
導入前後の音の違い
| 項目 | 導入前 | 導入後 |
|---|---|---|
| 人の声 | 少し雑味がある | 明瞭 |
| 低音 | やや膨らむ | 締まる |
| 音場 | 平面的 | 立体感 |
| 解像度 | 普通 | 高まる |
| 密度間 | 少し薄い | 濃くなる |
効果がある人・ない人
効果がある人
- オーディオシステムを所有
- オーディオアンプ、AVアンプ使用
- 電源ノイズが気になる
- 古い住宅
効果が少ない人
- Bluetoothスピーカーだけ
- PCスピーカーのみ使用
- 数千円のシステム
クリーン電源との違い
アイソレーション電源トランスとクリーン電源は、どちらもオーディオ機器などの電源環境を改善する装置ですが、そのアプローチが異なります。
前者は「物理的な分離によるノイズ遮断」を行い、後者は「電子回路を用いた波形の生成・修正」を行います。
アイソレーション電源トランス(絶縁トランス)
入力側と出力側が金属的に接続されておらず、電磁誘導を利用して電気を伝達します(物理的に絶縁)。
- 主な役割: 機器間のノイズの回り込みや、壁コンセントから直接入ってくるコモンモードノイズを強力にカットします。
- メリット: 構造がシンプルで耐久性が高く、大容量の電源を確保しやすいです。また、中性線を使わない回路構成により、電圧変動による影響を抑えられます。
クリーン電源(交流安定化電源)
コンセントから入力された交流電源を一度直流(あるいは別の基準信号)に変換し、内部のアンプ等で理想的な正弦波を「再生成」して出力します。
- 主な役割: 電源の波形の歪み(ひずみ)を修正し、電圧を常に一定に保つ(安定化させる)ことです。
- メリット: ノイズ除去だけでなく、波形の歪みそのものを完全に作り直すため、極めて純度の高い電源を機器に供給できます。
比較一覧
| 項目 | アイソレーション電源トランス | クリーン電源 |
|---|---|---|
| 仕組み | 磁界を利用して電気を絶縁・伝送 | 電源を再生成して理想的な正弦波を出力 |
| ノイズ対策 | 外部からの侵入ノイズや機器間の干渉をカット | 電源波形の歪みや高周波ノイズを極限まで除去 |
| 電圧安定化 | 基本的に受けた電圧がそのまま出力される | 常に一定の電圧に保つ(安定化) |
| コスト | 比較的安価〜中価格帯 | 高価格帯(回路が複雑なため) |
よくある質問(FAQ)
電源タップと何が違う?
アイソレーション電源トランスと電源タップの最大の違いは、「電気を物理的に切り離してノイズを取り除くか(トランス)」、単に「コンセントの口数を増やして電気を分配するだけか(タップ)」という点です。
機能や目的の違いは以下の通りです。
●アイソレーション電源トランス
入力された電気と出力される電気を「磁界」を介して伝えるため、物理的に絶縁(アイソレーション)されているのが特徴です。
- 主な役割: ノイズの除去、機器間の干渉防止。
- メリット: 壁コンセントから回り込むノイズを強力に遮断し、オーディオや通信機器などのS/N比(SN比)を劇的に向上させます。
- 注意点: 機器自体が大きく、重量があり、価格も高価です。
●電源タップ
1つのコンセントを複数の差込口に分配するための延長コード(たこ足配線)です。
- 主な役割: コンセントの口数を増やすこと。
- メリット: 手軽かつ安価に電源を増設でき、設置場所の自由度が上がります。
- 注意点: ノイズ除去機能や絶縁機能はないため、壁コンセントに流れているノイズはそのまま機器に伝わります。雷サージなどの保護機能が付いたモデルもあります。
●主な比較表
| 項目 | アイソレーション電源トランス | 電源タップ |
|---|---|---|
| 電気の絶縁 | あり(物理的に分離) | なし(直結) |
| ノイズ除去 | 非常に高い | なし(フィルター付きタップを除く) |
| 口数拡張 | モデルによる(少ない傾向) | 可能(豊富) |
| サイズ・重量 | 大きい・重い | 小さい・軽い |
サウンドバーでも効果ある?
アイソレーション電源トランスはサウンドバーの音質向上にも絶大な効果を発揮します。
電源を分離して家庭用電源のノイズを低減させることで、セリフの明瞭度が上がり、低音の締まり(スッキリ感)や高音の透明感が劇的に改善されます。
●なぜサウンドバーに効果があるのか?
- ノイズフロアの低減: 電源ラインから回り込む家電製品の干渉ノイズを大幅にカットします。
- 定位感と解像度の向上: 微小な音のディテールが聴き取りやすくなり、映画のセリフや音楽のボーカルが際立ちます。
- 低域の解像度UP: 濁っていた低音がスッキリとし、量感を損なわずにタイトな響きに変化します。
●サウンドバーに導入する際のポイントと注意点
- 容量の確認: サウンドバーの定格消費電力(ワット数)を確認し、トランスの容量に余裕(余裕を持って1.5倍〜2倍程度)があるモデルを選びます。
- テレビのノイズ対策: サウンドバー単体だけでなく、テレビや再生機(ブルーレイプレーヤーなど)も同じトランスに繋ぐと、映像と音声の両方に大きな恩恵があります。
- 注意点: トランス自体がわずかに「うなり音(振動音)」を発する場合があるため、設置場所には注意が必要です。
AVアンプだけでも効果ある?
アイソレーション電源トランスはAVアンプだけでも非常に高い効果があります。
壁コンセントからのノイズを物理的に遮断するため、セリフの明瞭度向上や背景の静寂感アップ、映像のS/N比改善(黒の締まりなど)が期待できます。
AVアンプへの導入メリットと選び方のポイントは以下の通りです。
● 期待できる具体的な効果
- ノイズ感の低減: 電源ラインに乗る高周波ノイズをカットし、微細な音のディテールや余韻が聞き取りやすくなります。
- セリフと定位感の向上: 音の純度が上がることで、特に映画のセリフがくっきりと聴こえ、サラウンド空間の立体感が増します。
- 映像のS/N比向上: 映像回路にもクリーンな電力が供給されるため、映像の階調表現や発色がクリアになる効果もあります。
●注意点と選び方
- 容量(W数)の確認: AVアンプは消費電力が非常に大きいです(特に多チャンネル同時駆動時)。トランスの容量がアンプの最大消費電力(背面や取扱説明書に記載)を下回ると、ダイナミックレンジが狭くなったり音が痩せたりするため、アンプの最大消費電力以上の余裕を持った容量のトランスを選ぶ必要があります。
- トランスのうなり音: トランス自体が「ブーン」という微小なうなり音を出すことがあるため、設置場所(ラックの裏など)に注意が必要です。
600Wで足りる?
アイソレーション電源トランスの600Wが足りるかどうかは、接続する機器の「最大消費電力の合計」で決まります。
一般的なオーディオ機器やギターアンプ数台であれば十分足りますが、大型パワーアンプやPCなど複数の機器を繋ぐ場合は注意が必要です。
●容量が足りるか判断するためのポイント
- 最大消費電力の合計を計算する
接続するすべての機器の取扱説明書や背面のラベルに記載されている「消費電力(W)」を足し算します。この合計値が、トランスの定格容量(600W)の 70〜80%(余裕を持たせて450W〜480W程度)に収まるか が目安です。 - 突入電流に注意する
機器の電源を入れた瞬間(起動時)は、通常の動作時よりも一時的に大きな電力(突入電流)が流れます。特に真空管ギターアンプやPCなどは定格消費電力の2〜3倍の電流が流れることがあるため、トランスの容量には余裕を持たせる必要があります。
●600Wで足りる機器の目安
- ギターアンプ(1〜2台):一般的な真空管アンプ(例:50W〜100Wクラス)であれば十分足ります。
- オーディオ機器:プリアンプ、CDプレーヤー、小型〜中型プリメインアンプ程度なら余裕です。
- DTM・レコーディング機材:シンセサイザー、オーディオインターフェース、モニタースピーカー数台であれば全く問題ありません。
まとめ:アイソレーション電源トランス の導入効果は絶大!! 導入後の音質UPは価格以上です!
アイソレーション電源トランス は、導入効果でも記載しましたが、音の濁り・雑音がなくなり、音の密度感、クリアさが増します。
これは本当に凄い効果が出ます!!
日々、接続機器が「良い音だなぁ~」と実感しています。
価格に対しての導入効果はかなり高く、コスパは高いと思います!
お手軽に機器の音質向上を図りたい人にはおすすめだと思います。
それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!



※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。



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