
AV情報家電 家電製品アドバイザー(エグゼクティブ等級)のyacchiです。
オーディオ歴は40年以上、ホームシアター歴は15年以上です。
耳を塞がずに音楽を楽しめるオープンイヤー型イヤホンが、ランニングや通勤などの「ながら聴き」シーンで急速に人気を集めています。
その中でも見た目がお洒落という理由で人気のあるイヤーカフ型イヤホン。
イヤーカフ型も含めたオープンイヤー型イヤホンは低音があまり出ないものが多い印象です。
しかし OpenRock E は、低音もしっかり出てかなり音質に満足できるイヤーカフ型イヤホンです。
OpenRock E は、耳をふさがないので蒸れを防止し、痛みやかゆみも防げるし、周囲の音も聞こえる安心感は、ウォーキングなどのスポーツシーンでは欠かせません。
この記事では、実際に使用して感じたOpenRock Eの魅力と気になる点を、音質・装着感・機能性など様々な角度から徹底的にレビューします。
OpenRock様より製品をご提供いただきましたが、忖度なしにレビューさせていただいております。
OpenRock様より特別に20%オフのクーポンコードをご提供いただいております。
  
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【結論】OpenRock E はこんな人におすすめ!
先に結論からお伝えすると、OpenRock Eは以下のような方に特におすすめです。
✅ こんな人にピッタリ!
- ランニング・ウォーキング中も周囲の音を聞きたい方
- 耳を塞ぐイヤホンの圧迫感が苦手な方
- 5,000円台で高音質なイヤーカフ型イヤホンを探している方
- 長時間装着しても疲れないイヤホンが欲しい方
- 通勤・通学中に安全に音楽を楽しみたい方
- メガネをかけていても快適に使えるイヤホンを求める方
❌ こんな人には向いていないかも
- 完全な音質重視でカナル型並みの低音が欲しい方
- ワイヤレス充電機能が必須の方
- タッチ操作を細かくカスタマイズしたい方
- 電車内など音漏れが気になる場所でのみ使う方
     
それでは、詳しくレビューしていきます!
     
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OpenRockとは|OneOdioのスポーツ特化サブブランド
OpenRockは、世界中のスポーツを愛する方々のために、どんな場面でも高品質な音楽を楽しむことができる製品を提供するオーディオブランドです。
OneOdioのサブブランドとしての位置づけ
OneOdioという音楽制作者やミュージシャン、音楽愛好者に支持されるブランドの一翼を担いながら、特にスポーツを楽しむ方々に向けて生まれました。
2021年に設立され、スポーツや日常での利用に特化した製品を展開しています。
オープンイヤー型の魅力
OpenRockの最大の特徴は、耳を塞がないエアコンダクション(空気伝導)方式を採用し、快適さと高音質を両立したスポーツ向けイヤホンである点です。
オープンイヤー型のメリット:
- 耳を塞がないため周囲の音も聞き取れる
- 蒸れや圧迫感がなく長時間装着しても快適
- ランニングなどの安全なアクティビティに最適
- 鼓膜への負担が少ない
骨伝導イヤホンのような振動による不快感もなく、自然な音の聞こえ方が魅力です。
開封レビュー:同梱物と本体デザインをチェック!
開封〜第一印象
OpenRock Eの外箱は、白基調でアクセントカラーがオレンジ色のポップなデザインです。


    
箱を開けると、コンパクトな充電ケースと必要最小限の付属品が綺麗に収納されています。
最近のエコ志向を反映して、余計なものは入っていないシンプルなパッケージングです。

本体デザイン・質感
充電ケースはホワイトメタリックで、可愛くも高級感のデザインになっています。
正面にはインジケーターがあり、充電状況が一目で分かります。

   
カラーは、ブラックとホワイトの2色展開です。
今回ご提供いただいたのは、ホワイトです。


     
充電ケースの特徴:
- サイズ:非常にコンパクト
- 重量:軽量で持ち運びしやすい
- デザイン:ホワイトメタリックの清潔感あるデザイン
- 開閉:指を引っかける窪みがしっかりありスムーズ


     
イヤホン本体は、イヤーカフ型の独特な形状です。





      
4gの超軽量設計で耳への負担がありません。
シリコン素材のイヤーフックは柔軟性があり、耳の形に優しくフィットします。
付属品
同梱物は以下の通りです:
- OpenRock E イヤホン本体(左右)
- 充電ケース
- ユーザーマニュアル

     
USB-Cの充電ケーブルは付属しないので、シンプルで環境にやさしいのですが、充電ケーブルを持っていない方には不親切に感じるかも。
肝心の「音質」を評価
オープンイヤー型イヤホンで最も気になるのが音質です。
私は専用アプリでイコライザをカスタマイズして使用していますので、その設定での評価をお伝えします。

音質評価の前に
イヤホンの音質を正しく評価するためには、適切な装着が不可欠です。
特にオープンイヤー型イヤホンは、装着の仕方によって音の聴こえ方が大きく変わることがあります。
OpenRock Eの場合も、耳にしっかりとフィットさせることで、特に低音の出方が全く違ってきます。
スピーカー部分が耳の穴の近くに位置するように装着することが重要です。

音質評価(AAC)
- 高音
 高音はしっかり聴こえます。キンキンすることはなく、適度な張り感もあります。
 シンバルやハイハットの音も明瞭です。
 ただし、カナル型イヤホンの超高域の繊細さには及びません。
 それでも、オープンイヤー型としては十分以上の高音再現性を持っています。
 
- 中音
 ボーカルは明瞭度が高く、はっきりボーカルが聴こえます。
 割と明るい傾向の音色なので、ポップスなどとの相性は良いです。
 特にボーカル中心の楽曲では、歌詞がクリアに聞き取れます。
 YOASOBIのikuraさんのような透明感のあるボーカルは、張りがあって明確に聴けます。
- 低音
 イコライザで低音を最大にしているので、かなり出ます。
 割と弾力感のある低音で、これだけ低音がしっかり出れば、イヤーカフ型イヤホンとしては満足できます。
 いつも低音はPINKの「Never Gonna Not Dance Again」で確認していますが、弾むようなベースラインがしっかり聴こえます。
 欲を言えばもう少し重低音感が欲しいところですが、イヤーカフ型であることを考えると充分な低音だと思います。
 オープンイヤーとは思えない高音質で、低音もしっかり感じられるのがOpenRock Eの大きな魅力です。
- 音場
 音場はイヤホンなので、そんなに広くはないです。
 いわゆる頭内定位です。
 目の前に演奏空間が浮かび上がるといった臨場感を求めず、パーソナルに音楽などを楽しむには充分な音場だと思います。
- 全体
 イヤーカフ型の中では音質はかなり良い方です。
 私の中では、SOUNDPEATS CC イヤーカフに次ぐ音質だと思います。
 ウォーキングでも使用してみましたが、充分に音楽を楽しめました。
 それでいて周囲の音が聞こえる安心感は、スポーツシーンでは欠かせません。
- 音楽ジャンル別のレビュー
 OpenRock S2は、様々な音楽ジャンルでその実力を発揮します。
 私が実際に試聴した結果は以下の通りです。
 
- ポップス
 明るい傾向の音質で、適度な弾力感もありポップスを充分楽しめます。
- ロック
 ニルヴァーナの「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」を聴きましたが、ギターの響きが少しエコーかかって良い感じです。
 低音も充分に感じられるので、重厚なロックも鳴らせます。
 タイトなドラムの感じも良いです。
 ONE OK ROCKのような激しめのロックも、迫力不足を感じることなく楽しめます。
- EDM
 Alokの「All By Myself」を聴きましたが、重低音感はもう少し欲しいところですが、充分にベースのノリも感じられます。
 これくらいの低音が出ていれば、EDMもノレます。
 Avicii や Calvin Harris などのメインストリームEDMなら、ランニング中のモチベーションアップに最適です。
- アニソン
 録音音質があまり良くないアニソンですが、それなりに聴けました。
 もう少し重低音が欲しいところですが、YOASOBIの「アイドル」を聴いてもボーカル中心に聴くのであればアリです。
 ikuraさんのボーカルは張りがあって明確に聴けます。
 LiSAやAimerなど、ボーカルが前面に出るアニソンとの相性は良好です。
- ジャズ
 テイク・ファイブの「The Dave Brubeck Quartet」を聴きましたが、サックスは少しエコー感のある響きで良い感じです。
 ピアノ、ドラムの定位感も良いです。もう少し奥行き感は欲しいかなぁ…。
 マイルス・デイヴィスの「So What」では、トランペットの音色が心地よく響きます。
 ジャズを BGM として楽しむには十分です。
- アコースティック
 ノラ・ジョーンズの「ドント・ノー・ホワイ」を聴きましたが、適度なエコー感が良い感じです。
 ウッドベースの低音もしっかり感じられます。
 エド・シーランのようなアコースティックギター中心の楽曲も、楽器の温かみが伝わってきます。
- クラシック
 クラシックもそれなりに聴けますね。
 ヴィヴァルディの四季より「春」第1楽章を聴くと、小ホールで聴いているかのようなエコー感です。
 クラシックにはもう少し重低音が効いた重厚感が欲しいところです。
 ベートーヴェンの交響曲のような大編成のオーケストラ曲では、やはり物足りなさを感じます。
 室内楽程度の編成なら十分楽しめます。
- YouTube(NOBROCK TV、yacchi旅)
 話し声が明瞭に聴けます。効果音もクリアです。
 私のチャンネル「yacchi旅」の函館旅の動画を観ても、BGMや環境音も結構クリアに音が届いてきます。YouTube視聴にも適していると感じます。
 ガジェット系のYouTubeでも、解説音声がはっきり聞き取れるので、作業しながらの視聴に最適です。
- 映画
 ディズニープラスで「スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け」を観てみました。
 臨場感は感じられます。セリフも明確に聴こえます。
 爆発音の迫力もしっかり感じられます。これだけ鳴らせれば充分だと思います。
 ただし、映画館のような圧倒的な臨場感を求めるなら、やはり密閉型やノイズキャンセリング付きのヘッドホンには及びません。
     
検証で使用したyacchi旅の動画⇩
相性の良いジャンル
- ポップス
- ロック
- アニソン
- ジャズ
- アコースティック
       
EDMやクラシックも決して聴けないレベルではなく、十分楽しめるレベルにはあると思います。
ウォーキング時の音質評価
実際に音楽を聴きながらウォーキングをしてみました。
これまでは、周囲の音が聞こえにくくなるから怖いというイメージを持っていましたが、OpenRock Eで音楽を聴いてみると、周囲の音は良く聞こえるので、すごく安心感がありました。
かといって、音質は悪くなく、運動時に聴く音楽の音質としては十分なものでした。
ウォーキング中でもしっかり低音も聴こえました。
ウォーキングも高音質な音楽とともに歩けるなら、楽しくなりそうです。
             
- 音源:Amazon Music Unlimited ULTRA HD(24-bit/48KHz)、HD(16-bit/44.1KHz)
- 再生ジャンル:ポップス、ロック、EDM、ジャズ、アニソン、アコースティック、クラシック
- YouTube:NOBROCK TV、yacchi旅
- 再生映画:スターウォーズ スカイウォークの夜明け(ディズニープラス)
- 接続機器:
 スマホ:Pixel 8 Pro

      
音質検証で使用したYouTubeの私の旅動画↓
  
     
●Pixel 8 Pro のレビューは、以下をご参照ください。
→Google Pixel8 Pro レビュー 開封、ファーストインプレッション!
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				音漏れ検証
オープンイヤー型イヤホンで気になるのが「音漏れ」です。
そこで、実際に音漏れ検証を行いました。
検証方法として、イヤホンの傍で高性能ステレオ リニアPCMレコーダー「TASCAM DR-07X」を使用し、録音を行いました。
通常のリスニング音量で音楽を再生し、イヤホンからどの程度音が漏れているかを確認しました。
結果として、OpenRock Eは、一般的なオープンイヤー型イヤホンと比較しても、音漏れは非常に少ないという印象を受けました。
もちろん、大音量で再生すれば多少の音漏れは発生しますが、常識的な音量であれば、電車内やオフィスなどの公共の場でも、周囲に迷惑をかけることなく使用できるレベルだと感じました。
実際に検証した動画をご参照ください⇩
 
この音漏れ検証時のスマホのボリュームは以下(約60~70%くらい)です。

    
   
この音漏れ検証の結果から、OpenRock Eは、イヤーカフ型でありながらも、プライバシーに配慮した設計がなされていることが分かります。
安心して様々なシーンで音楽を楽しめるでしょう。
 ポチップ
					ポチップ
				装着感
イヤーカフ型ならではの快適性
イヤーカフ型なので、装着感はかなり良いです。
片方で4gの超軽量設計で耳への負担がありません。
ウォーキング1時間と、帰宅してから約1時間ほど装着したままでしたが、全く耳が痛くなりませんでした。
各人の耳の形にも寄りますので、参考までに。

装着方法と安定性
装着は非常に簡単です。
イヤーフック部分を耳の上部に引っ掛け、本体を耳たぶの前に位置させるだけ。
数秒で装着完了します。
慣れるとほとんど装着していることを忘れるくらい自然にフィットします。
ランニング中も落ちる心配はほとんどありません。

メガネとの相性
私はメガネをかけていますが、イヤーフックとメガネのツルが干渉することはほとんどありませんでした。
人によっては若干の圧迫感を感じるかもしれませんが、私の場合は問題なく使えました。
長時間使用時の快適性
最長で3時間連続装着したこともありますが、耳の痛みや疲労感はゼロでした。
これはカナル型イヤホンでは絶対に達成できない快適性です。
長時間装着のメリット:
- 耳の中が蒸れない
- 圧迫感がない
- 耳の穴が痛くなったり痒くならない
- 装着していることを忘れるレベル
夏場でも快適に使えるのは、オープンイヤー型の大きなアドバンテージです。
操作性
タッチ操作の基本
一通りの操作はタッチ操作でできます。イヤホンのタッチセンサー部分をタップすることで、以下の操作が可能です。
基本操作:音楽操作
- 2タップ:再生/一時停止
- 3タップ:次の曲へ(右のイヤホン)
- 3タップ:前の曲へ(左のイヤホン)
- 4タップ:音声アシスタント
- 長押し:音量調整(左:音量下げ、右:音量上げ)
   
基本操作:通話操作
- 2タップ:通話応答・終了
- 長押し:着信拒否
タッチの反応は良好で、誤作動も少ないです。

カスタマイズの制限
ただし、タッチ操作のカスタマイズはできません。
決まった割り当てのオン・オフのみの設定です。
専用アプリで設定できるのは、各タッチ操作の有効/無効の切り替えのみ。
「1タップで再生/一時停止」のような独自のカスタマイズはできません。
この点は、細かい操作性を求めるユーザーには物足りないかもしれません。
左右の区別
イヤーカフ型イヤホンでは、左右の区別がないものもあるんですが、OpenRock Eは左右の区別があります。
左右逆にケースに収納しようとすると磁石が反発してケースに収まりません。
その様子は以下の動画でご確認ください。
   
     
左右の区別はあるんですが、イヤホン本体のL・Rの表記が小さくて、老眼の私にはほぼ見えません。
もう少しL・Rの表記を大きくするか、Rには赤い印を付けるとかして欲しかったところです。

バッテリー性能
最大持続時間
最大28時間の再生時間を実現しています。内訳は以下の通りです:
- イヤホン単体: 最大7時間
- ケース込み: 最大28時間
最大持続時間(単体)で7時間なので、普通の性能です。
普段使いには困らないバッテリー性能だと思います。
急速充電対応
ケース込で28時間使えるので、旅行や出張などの際はケースに入れて充電すれば問題なく使用できます。
また、10分の充電で1時間の再生可能なので、いざというときにも助かります。
朝の出勤前に「バッテリーがない!」と気づいても、身支度している間に充電すれば通勤時間は十分持ちます。
実使用での持ち時間
私の使用環境(音量60%程度、Pixel 8 Pro接続)では、イヤホン単体で約6時間持ちました。
カタログスペックに近い性能が出ているといえます。
1日2時間使用するとして、3日間は充電なしで使える計算です。
週末の小旅行でも充電器を持ち歩く必要がありません。
アプリの使い勝手
OpenRock専用アプリ
OpenRockアプリで、他のOpenRockイヤホンと同等の使い勝手です。
アプリのインターフェースはシンプルで、直感的に操作できます。
アプリでできること
主な機能:
- 充電状況の確認
- 左右イヤホン、ケースそれぞれのバッテリー残量が%表示
 
- イコライザ設定
- 音楽モード: バランス型の設定
- ボーカルモード: 中音域を強調
- カスタムモード: 自分好みにカスタマイズ可能
 
- タッチ操作設定
- 各操作のオン/オフ切り替え
 

イコライザのカスタマイズ
カスタムモードでは、7バンドのイコライザで音質を調整できます。
私は低音を最大まで上げて使用していますが、好みに応じて様々な音作りが可能です。
プリセットも用意されているので、音響知識がなくても簡単に音質を変更できます。
ちなみに私のイコライザ設定は以下です。

良かった点
実際に使ってみて感じた、OpenRock Eの優れたポイントをまとめます。
1. 音質の高さ
イヤーカフ型としては、音質は結構良い方です。
充分に音楽を低音を犠牲にせず楽しめます。
この音質の良さがOpenRock Eの最大の特徴だと思います。
5,000円台という価格からは想像できない完成度で、同価格帯のイヤーカフ型イヤホンと比較してもトップクラスの音質です。
2. 抜群の装着感
4gの超軽量設計により、長時間装着しても疲れません。
耳を塞がないため蒸れもなく、夏場でも快適に使えます。
3. ケースが軽量・コンパクト
ケースがかなり軽量・コンパクトで持ち運びしやすいと思います。
ポケットに入れても邪魔になりません。
4. 安全性の高さ
周囲の音がしっかり聞こえるため、ランニングやサイクリング時の安全性が格段に向上します。
車の接近や信号の音も聞き逃しません。
5. コストパフォーマンス
5,000円台でこのクオリティは驚異的です。
1万円以上するイヤーカフ型イヤホンと比較しても、音質面での差はほとんど感じません。
6. 使い勝手の良さ
ペアリングが簡単で、ケースから取り出すだけで自動接続。
タッチ操作も直感的で、スマホを取り出さずに音楽操作ができます。
7. バッテリーの持ち
28時間(ケース込み)のバッテリー持ちは、日常使いには十分すぎる性能です。
    
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今一つだったこと
良い点ばかりではなく、使用していて気になった点も正直にお伝えします。
1. ワイヤレス充電には非対応
充電はUSB-Cケーブルのみ。
ワイヤレス充電に対応していないため、Qiパッド愛用者には不便かもしれません。
価格を考えると仕方ないかなぁ~。
2. タッチ操作のカスタマイズができない
前述の通り、タッチ操作の割り当て変更ができません。
オン/オフの切り替えのみです。
独自の操作を割り当てたい方には物足りないでしょう。
3. イヤホン本体のL・Rの表記が小さい
前述しましたが、イヤホンには左右の区別があるんですが、イヤホン本体のL・Rの表記がかなり小さいです。
もう少しL・Rの表記を大きくするか、Rには赤い印を付けるとかして欲しかったところです。
老眼の私の場合、左右とも全く同じ形をしているので、ケースに一旦収納しないと左右の区分けが出来ません。
4. IP等級は、急なゲリラ豪雨にも耐えられるように、IPX6は欲しかったところ
OpenRock EはIPX4の防水性能を備えており、生活防水レベルです。
急なゲリラ豪雨や、より過酷な環境での使用を考えると、IPX6レベルの防水性能があれば、さらに安心して使用できたと感じました。
IPX6は、かなりの水流と水圧を受けても内部に水が入らない程度の防水性能を指します。
もちろん、IPX4でも日常的なスポーツシーンには十分ですが、万が一の事態に備えるという意味では、より高い防水性能が欲しかったというのが正直な感想です。
      
これらの点は、OpenRock Eの全体的な評価を大きく下げるものではありませんが、今後の製品開発において改善されることを期待したいポイントです。
OpenRock Eの特長
LISO Liteアルゴリズムについて
OpenRock Eの音質を支える技術が「LISO Liteアルゴリズム」です。
「LISO Liteアルゴリズム」は、OpenRockが独自に設計・採用している音響処理アルゴリズムで、以下のような特徴を備えています。
- 高精度なドライバー(10 mm ダイナミックドライバー等)を用いながら、低歪み・深い低音表現を実現。
 
- ボーカルや中高域音をクリアに保ちつつ、音量レベルに応じて音質最適化を実行。
 すなわち、「どの音量でもクリスプで鮮明な音像を提供する」ことを目指しています。
 
- 軽量設計との相性も考慮し、音響性能を犠牲にせずに質の高いサウンド体験を提供。

空気伝導方式のメリット
骨伝導イヤホンとは異なり、OpenRock Eは空気伝導方式を採用しています。
空気伝導のメリット:
- 振動による不快感がない
- 音質がより自然
- 骨へのダメージリスクがゼロ
- 長時間使用でも疲れない
      
骨伝導イヤホンを使ったことがある方なら、こめかみが疲れる感覚を経験したことがあるはずです。
OpenRock Eではそのような不快感は一切ありません。
主な仕様
OpenRock Eの主な仕様を以下の表にまとめました。
| 項目 | 仕様 | 
|---|---|
| Bluetooth バージョン | 6.0 | 
| 対応コーデック | AAC, SBC ※1 | 
| 重量 | 約4g(イヤホン片耳) / 42g(充電ケース含む) | 
| バッテリー持続時間 | 7時間(イヤホン単体) / 28時間(充電ケース含む) | 
| 充電時間 | 1.5時間(充電10分で1時間再生可能) | 
| 防水性能(イヤホン) | IPX4 ※2 | 
| ドライバー | 10mm | 
| 周波数帯域 | 20Hz~20kHz | 
| インピーダンス | 16Ω±15% | 
| マイク | 片耳1×マイク | 
| 充電ケース電池容量 | 3.7V 400mAh/1.48Wh | 
| Bluetooth通信距離 | 10m以上(障害物無環境) | 
| 電池種類 | リチウムイオンポリマーバッテリー | 
| 動作温度範囲 | 0~45℃ | 


        
※1:Bluetoothコーデックについては、以下をご参照ください。

      
※2:IP等級に関しては、以下をご参照ください。
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価格(20%オフ クーポンあり!)
OpenRock Eの定価は5,980円です。
2025年10月30日現在、Amazonでの価格は以下の通りです。
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 ブラック:5,078円(税込)
 ホワイト:5,262円(税込) 
さらに、今なら特別に20%割引コード:MDOE1027が利用可能です。
購入時にこのクーポンコードを入力することで、さらにお得にOpenRock Eを手に入れることができます。
5千円ちょいでもこの高音質!? ってくらいなので、20%オフなら間違いなく買いでしょ! という価格だと思います。
この機会をぜひお見逃しなく!
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他社製品との比較|OpenRock Eの立ち位置
SOUNDPEATS CC イヤーカフとの比較
私が以前レビューしたSOUNDPEATS CC イヤーカフと比較してみます。
音質: SOUNDPEATS CC > OpenRock E(僅差)
装着感: OpenRock E ≒ SOUNDPEATS CC
バッテリー: OpenRock E > SOUNDPEATS CC
価格: OpenRock E > SOUNDPEATS CC
      
総合的には非常に近い性能ですが、バッテリー持ちと価格ではOpenRock Eが優位です。
音質の微妙な差にこだわらなければ、OpenRock Eの方がコスパが高いと言えます。
徹底的に音質にこだわるならSOUNDPEATS CCです。

Shokz OpenFit Airとの比較
骨伝導で有名なShokzのオープンイヤー型との比較です。
Shokz OpenFit Air:
- 価格:約19,880円(OpenRock Eの約3倍)
- 音質:やや上
- 装着感:同等
- ブランド力:高い
価格差を考えると、OpenRock Eの方が圧倒的にコスパが良いです。
初めてのオープンイヤー型イヤホンとして試すなら、OpenRock Eで十分です。
Anker Soundcore AeroFitとの比較
人気のAnkerブランドとの比較です。
Anker Soundcore C40i:
- 価格:約9,990円
- バッテリー:21時間(同等)
- 防水:IPX4(同等)
- 音質:同等
マルチポイント対応やアプリのカスタマイズ性ではAnkerが優位ですが、価格は約3,000円高め。
音質に大きな差はないため、予算を抑えたい方にはOpenRock Eがおすすめです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 音漏れはどの程度ですか?
A. オープンイヤー型なので、ある程度の音漏れは避けられません。
音量50%程度なら、隣に人がいても気にならないレベルです。
ただし、静かな図書館や深夜の電車内では音量を下げる必要があります。
Q2. メガネをかけていても使えますか?
A. はい、問題なく使えます。
私もメガネユーザーですが、イヤーフックとメガネのツルが大きく干渉することはありませんでした。
Q3. ランニング中に落ちませんか?
A. 適切に装着すれば、ランニング中でも落ちることはほとんどありません。
私は1時間のウォーキングで全く問題ありませんでした。
激しいスポーツをする場合は、装着位置を調整してフィット感を確認してください。
Q4. 通話品質はどうですか?
A. AIノイズキャンセリング機能により、クリアな通話が可能です。
静かな室内なら問題なく通話できます。
ただし、風が強い屋外や騒がしい場所では、相手に声が届きにくくなる可能性があります。
Q5. iPhoneとAndroid、どちらでも使えますか?
A. はい、Bluetooth接続なので両方で使えます。
専用アプリもiOS版・Android版の両方が用意されています。
Q6. 汗や雨に濡れても大丈夫ですか?
A. IPX4防水性能があるため、汗や小雨程度なら問題ありません。
ただし、水没や水洗いには対応していないので注意してください。
Q7. 骨伝導イヤホンとの違いは?
A. 骨伝導イヤホンは骨を振動させて音を伝えますが、OpenRock Eは空気伝導方式です。
骨伝導特有の振動感がなく、より自然な音質が楽しめます。
OpenRock Eのセットアップ方法
初回ペアリング手順
- 充電ケースを開ける
- イヤホンが自動的にペアリングモードになります
 
- スマホのBluetooth設定を開く
- 設定 → Bluetooth → オン
 
- 「OpenRock E」を選択
- デバイスリストに表示されたらタップ
 
- 接続完了
- 「接続済み」と表示されれば成功
 
専用アプリのセットアップ
- アプリをダウンロード
- App Store または Google Play で「OpenRock」を検索
 
- アプリを起動
- 初回起動時に位置情報へのアクセスを許可
 
- デバイスを追加
- 「デバイスを追加」をタップ
- OpenRock E を選択
 
- 設定完了
- イコライザやタッチ操作をカスタマイズ
 
まとめ
OpenRock Eは、5千円台のイヤーカフ型イヤホンですが、その音質はかなり良いです。
イヤーカフ型にありがちな低音がスカスカということもなく、しっかり低音も鳴ります。
私が実際に使用してみて、このイヤホンは特に以下の人々におすすめできると強く感じました。
- イヤーカフ型でも音質に妥協したくない方
 かなりの高音質で低音もしっかり出るので、気軽に高音質を楽しめます
- ランニング・ウォーキング愛好家
 周囲の音を聞きながら安全に音楽を楽しめます
- 長時間装着したい方
 4gの軽量設計で耳が疲れません
- 初めてのイヤーカフ型イヤホンを探している方
 5,000円台で試せるので、入門機として最適
- 耳の穴が小さい・カナル型が苦手な方
 耳を塞がないので誰でも使えます
- 在宅ワーカー
 作業用BGMを流しながら、インターホンも聞き逃しません
     
       
OpenRock Eは、「ながら聴き」という新しい音楽の楽しみ方を提案してくれる製品です。
カナル型イヤホンの音質や没入感には及びませんが、それを補って余りある快適性と安全性があります。
私はウォーキングや夜寝る前などに使っていますが、もうカナル型には戻れません。
周囲の音が聞こえながらも高音質が味わえるからです。
5,000円台という価格も魅力的です。
「イヤーカフ型イヤホンって実際どうなの?」と気になっている方は、ぜひOpenRock Eで体験してみてください。
音楽を楽しみながら、周囲の音にも気を配れる。
そんな新しいリスニングスタイルを、OpenRock Eで始めてみませんか?
      
今回の記事が、あなたのイヤホン選びの参考になれば幸いです。
それでは、楽しいオーディオ・ビジュアルライフを!!
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※この記事の内容はあくまで個人の見解で、間違っていたり、最新でない可能性があります。できるだけ公式サイトのリンクを貼っておきますので、正しい情報は公式サイトをご確認ください。


 
		 
		 
					



 
	
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